膝に水が溜まる原因
☆☆☆何らかの膝への負担によって膝の軟骨がすり減ってしまい骨と骨と が直接ぶつかり炎症が起き水が溜まる。
☆軟骨がすり減る原因
①年齢を重ねる事で軟骨に摩耗が生じる。
単純に膝関節のクッション役の軟骨、半月板が上の骨の大腿骨と
下の骨の脛骨とこすれる度に少しづつ摩耗して、
それが積み重なり半月板がすり減り、骨と骨がすれてしまい
炎症がおこり水が溜まる。
②過体重による軟骨への負担度が増しクッションの役目が阻害される。
通常よりも多く、下の脛骨から、上の大腿骨からクッションの
役目をしている半月板に圧力が加わり、半月板が損傷したり
半月板がへしゃげてしまい、骨と骨が当たってしまう事と
なり炎症が起き水が溜まる。
③スポーツや運動による使い過ぎによる摩耗
スポーツや運動で、たくさん膝を曲げ伸ばし、その結果
通常よりも、早く摩耗し骨と骨が触れてしまい炎症が起き
水が溜まる。
④外傷などによる後天的なケガによるもの。
交通事故、転落、転倒、スポーツや武道での負傷により、
膝周りの骨折、靭帯の損傷や断裂、半月板損傷を受け治るも
まったく元に完治するのは、不可能、希であり
損傷復元場所中心に何かした拍子に炎症の原因となる事が
起き水が溜まる。
☆☆関節内で炎症が起きている
☆炎症が起きる原因
①慢性関節リウマチ
免疫の働きに異常が生じ、誤って自分自身の細胞や組織を攻撃し
身体を動かすことと関係なく関節内に炎症、変形が起こる。
②痛風
尿酸という物質が、関節の中で固まって結晶になるために
起こる関節の炎症(膝関節にも発症する場合がある)
③細菌による感染
関節内に細菌が侵入して化膿してしまう病気
肺炎や尿路感染など、他に感染巣があり、その病原菌が
血流によって関節内に運ばれて感染し炎症が起こる。
周囲の軟部組織(皮膚、脂肪、筋肉など)や骨に生じた
感染が関節内に侵入し炎症。
ケガや手術、関節内注射などにより関節内に細菌が直接
侵入し炎症。
関節内に水が溜まってきたら、通常の膝関節運動が、上に述べた事が
原因で膝関節に刺激が加わり、炎症が起こり水がたまる場合と
細菌、ウイルス、真菌などが、色々な経路で、膝関節内に侵入して
炎症を起こす場合があります。(血液検査で判明)
血液検査で異常がない場合で水が溜まってくるのは、膝に負担を
かけて動かす時に、骨、靭帯、筋肉に異常な刺激や無理が加わって
炎症が起きてきているので、炎症を起こさない様に治療する事が
水が減る事につながり、再び水が溜まらない様に、ケアする事に
つながります。
鶴橋こころ整体整骨院 (菅野)