こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。
さて今回は、スラップ損傷についてお話をしていきます。あまり聞かない疾患かもしれませんが、知っていてもいい疾患になるので話をしていきます。
まず、スラップ損傷は肩の疾患です。肩に関節の中には関節唇という部分があります。肩関節は少し変わった関節で、関節は骨と骨が連結する部分をいいます。肩関節は肩甲骨と上腕骨が連結をして肩が構成していますが、上腕骨の端、上腕骨頭が大きく肩甲骨の凹みが小さいためうまくはまらなくなっています。それをカバーをするために関節唇が構成されています。関節唇は肩甲骨に存在していて上腕骨がしっかり関節出来るように関節を深くするようになっています。また関節唇には筋肉も付着しており筋肉にひっぱられ関節唇がめくれたり、外力により関節唇が損傷する疾患をスラップ損傷といいます。
損傷原因はいろいろありますが、一番多いのは野球の投球のコッキング期から加速期の間に負担がかかる事が多く理由としては上腕二頭筋長頭健が関節唇に付着しているため引っ張られて損傷します。
ただテニス、バトミントン、バレーボールのサーブの時なども投球動作と同じよな動きをするため損傷せれることがあります。
スラップ損傷には大きくわけて4タイプあり、タイプ1は縁が擦り切れた状態、タイプ2関節唇の一部が剝離した状態、タイプ3関節唇の上部がバケツの柄のように垂れ下がるほど大きな剥離した状態、タイプ4はバケツ状の損傷が上腕部二頭筋長頭健にまで及んだ状態です。
治療法では、初期としては、基本的には安静を行い様子をみます。症状の改善が見られない場合はタイプに合わせて手術を行うことになります。
また、肩関節の脱臼をすることにより、関節唇に上腕骨
が衝突して、剥がれたり、摩擦で損傷することにより上腕骨の可動域制限が出来なくなり反復性脱臼につながりやすくなります。
治療法では、初期としては、基本的には安静を行い様子をみます。症状の改善が見られない場合はタイプに合わせて手術を行うことになります。
また、肩関節の脱臼をすることにより、関節唇に上腕骨
が衝突して、剥がれたり、摩擦で損傷することにより上腕骨の可動域制限が出来なくなり反復性脱臼につながりやすくなります。
関節唇の損傷が微細な場合は、インナーマッスルのトレーニングを行い治療していきますが、繰り返し脱臼をする場合は軟骨、骨も損傷している恐れがあるため、手術を視野に入れて治療を行います。
診断ではMRIが有効的です。整骨院では症状の誘発動作や発生機序をしっかりとして疑いがある場合は病院に紹介をして画像診断をお願いするのが一般的です。
今回も簡単ですが、スラップ損傷の説明になります。
このブログをどなたが見ているかはわからないですが、もし見ているなら見てるよと声をかけてもらえれば励みになります。
Google検索では
下記をクリック