こんにちは!
鶴橋こころ整体整骨院のブログをご愛読いただき誠にありがとうございます!
台風10号の接近にともない大阪をはじめとする近畿地区にも十分な注意が呼びかけられています。
我々鶴橋こころ整体整骨院がある東成区東小橋にも緊急時の避難所マップの情報が上がっており、当院でも患者様、院で働くスタッフの安全を第一に準備をしております。
今回のブログではもし、災害にあい転倒などしてしまった時の応急処置についてお話しをしたいと考えています。
雨や強風で濡れている路上や階段では足元をとられて転倒する可能性が非常にたかまり打撲、捻挫、骨折といった損傷を引き起こす場合が高くなります。
もし、野外でこのようなハプニングがあった場合には出来る処置は限られてくると思われ、救急の要請が必要になりますが、ご自宅や建物、施設などで氷などを作る設備がある場合は
基本的な処置としてRICE(ライス)という処置があります。
Rレスト(安静)
Iアイス(冷却)
Cコンプレッション(固定)
Eエレベーション(挙上)
足首を捻挫した時など、靭帯や筋肉などの損傷部位からの内出血が考えられます。
この状態を放置すると皮下組織に血液成分が溜まり、腫脹や炎症がひどくなり回復が遅くなる「2次損傷」を引き起こすため損傷がひどくならないようにする応急処置の一つです。
安静にするのは損傷部位を無理に動かさないため、損傷部位に余分な負荷をかけないためです。
冷却は腫脹や発熱を抑え炎症を引かすために行います。
固定は包帯やテープがあれば副え木をしてもらい患部が動かないようにして冷却をすることが良いです。
ただし、冷却は冷やしすぎると凍傷などがおこる場合があるので、保冷剤を濡れタオルで巻く、ビニール袋に氷水を入れてなどで20分冷却し、60分休ませるサイクルで冷やしてもらうと大丈夫です。
挙上は心臓より高い位置に患部をもっていくことにより腫れや炎症をおさえる働きがあります。
イスや台の上に患部を置き心臓より高い位置になるようにしてください。
RICEは応急処置であり、治療ではありません。今回の台風で外に出れない状態の際、高齢なご家族の方がお怪我をされた際などはご自宅でまず応急処置をし、台風が過ぎ去ったら必ず医療機関での診察が必要になります。
今回の台風に対し、とにかくご自身の身の安全を優先していただき、命を守る行動をとり、不要不急の外出は絶対にしないでください。
皆様が安全でお怪我などがありませんよう、当院スタッフ一同こころからお祈りしております。