こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は女性の方から多くのお悩みをいただく、生理痛についてお話しさせていただきます。
まず、生理のメカニズムについてお話しします。
子宮の内側を覆っている子宮膜は排卵とともに受精卵の着床に備えて徐々に暑くなりますが、妊娠が成立しないと不要になってはがれ落ち、血液とともに体外に排出されます。
これが生理です。
生理痛は経血を押し出すために子宮が収縮することによりおこります。
子宮を収縮させる働きをしているのが、子宮内膜が産生するプロスタグランジンという物質です。
プロスタグランジンが必要以上に分泌されると、子宮が強く収縮し、痛みも強くなります。
プロスタグランジンが必要以上に分泌されると、子宮が収縮し、痛みも強くなります。
個人差はありますが、生理痛は、生理のはじまる前日から生理2日目、3日目に起こりやすいです。
多少の痛みは生理的な現象といえますが、生理痛により仕事や家事に支障をきたす痛みになると『月経困難症』という病気の領域になってしまいます。
生理痛による体の不調をケアする方法としてツボ押し出や、ツボをあたためるお灸という方法があります。
代表的なツボの名前をあげると
お腹のツボ
気海(きかい)
正中線上でおへそから指2本下
生理痛の緩和、生理不順、便秘下痢に有効
関元(かんげん)
正中線上でおへそから指約4本下
生理痛の改善、腰痛、冷え性の改善
中極(ちゅうきょく)
関元からさらに指1本分下のところ
恥骨から親指1本上のところ
生理痛の緩和や生理不順、膀胱のトラブルなど
帰来(きらい)
中極から左右に指3本分離れたところ
生理痛の緩和や婦人科系、膀胱のトラブル改善など
足のツボ
血海(けっかい)
膝の内側のお皿の上、指2本と指半分上
血流を整える。生理痛の緩和や生理不順の改善など
足三里(あしさんり)
ひざのお皿の外側にあるくぼみから、指4本分下すねの骨の外側
血流を整える。生理痛の緩和、胃腸のトラブル改善
三陰交
うちくるぶしの一番高いところから指4本分上の脛の骨の後ろ側にあるくぼみ
生理痛の緩和、婦人科系のトラブル、冷え性改善
照海(しょうかい)
足のうちくるぶしの一番高いところから親指一本分下うちくるぶしの真下のくぼみ
生理痛の緩和、生理不順、冷え性の改善など
てのツボ
合谷(ごうこく)
ての親指と人差し指の骨が交わる部分よりもやや人差し指よりのくぼみ
万能のツボ、特に生理痛、頭痛、歯痛、肩こりなどの緩和