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腰痛

2021.11.30

突然襲ってくる急性腰痛いわゆる『ぎっくり腰』その前兆が実は存在し、気づいていればぎっくり腰を回避するヒントがあるかもしれません。

今日はそんなぎっくり腰の前兆についてお話しします。


ぎっくり腰は欧米では「魔女の一撃というほど、強烈な腰の痛みを伴います。
まったく前兆がなく、突然発症するケースもあれば、少し前から腰に異変を感じていたというケースもあります。

同じ姿勢が続くと違和感がある

ぎっくり腰になる前に予兆を感じたという人の中で多いのが、長時間同じ姿勢で座ったままであったり、立ちっぱなしの時に「腰が普段よりも重たく感じた・腰が固まってきた」というものです。

腰や殿部の筋肉、腸腰筋が疲労して固まったり、筋膜にシワができてヨレたままになると、末端の筋肉に血液が循環しにくくなり重く感じてきます。
この状態が続くと姿勢を変える時や些細な動作でもぎっくり腰になります。
対策としてはお風呂にしっかり入って温める。
腰殿部・腸腰筋のストレッチをするなどして血液の流れをよくすることで回復が期待できます。

寝返りが打ちにくい

前述のように腰殿部や腸腰筋が疲労したり、筋膜に問題があると、睡眠中に同じ姿勢が続くだけでも固まって動きにくくなります。
本来なら睡眠をしっかり取って体を回復させたいのですが、腰の状態が悪くなってくると「動かずに同じ姿勢が続くこと」がマイナスに働いて筋肉が正常に働かなくなります。
そうすると寝返りを打つことが辛く感じてきます。
ぎっくり腰になる前に、眠っているときに違和感があったという人もしばしば見られます。
このような状態がしばらく続いているのなら、ぎっくり腰になるリスクが高いです。

拾い物が取りにくくなった

何か床に物を落としたときに、腰を曲げて拾う人は多いでしょう。
この時ぎっくり腰にかかる少し前から、かがみにくく感じたという人も見られます。

腰がスムーズに曲げられない、何か違和感があって拾えないという場合にも要注意です。

骨盤の歪みが原因として考えられます。

骨盤は重たい上半身と支えとなる下半身をつなぐ非常に大事な関節です。

長時間同じ姿勢が続いたり、日頃から筋バランスが崩れた状態が続くと骨盤に小さなズレや歪みを生じてしまいます。
産前産後は容易に歪んでしまい大きな問題となります。
ほんの小さなズレであっても強い痛みを作り出しますので、検査によって歪みが見つかった方は調整が必要です。

このように痛みがおこるには様々な原因が日常生活の中に潜んでいます。
少しでも違和感を感じたら、どんな些細な事でもご相談ください。

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