鶴橋こころ整体整骨院のブログを見てる人 こんにちわ! 菅野です。
今日は、足底筋腱膜炎の話をしたいと思います。
症状
ずっと立って仕事をしている職業の方や、歩くことが多い仕事をされている方で中年の方に多い疾患で
かかとの骨(踵骨)のやや内側に鋭い痛みが走ります。体重をかけると痛くてたまらないので少しでも
体重をかけない様に歩くため普通に歩けません。踏み出す時に足首を動かしていますが、その動作が
もろに足の底の筋肉を使うので痛みが走り痛みから逃れるために足首を動かさないまま歩こうとします。
骨折や捻挫で足首をギブスやテーピングで固定された人の様な歩き方になります。
階段を上がる時も、反対の足を上に上げるとき踏ん張ばろうとしても痛くて力が入りません。
降りる時は気を付けないと足先から間違えて着地してしまうと物凄い痛みが走り後々までもじ~んとした
痛みが残り階段を降りるのをストップしてしまいます。足首を動かさないようにして踵から降りると
以外に痛くありません。かかとに熱感や腫れはほぼありません。すこし腫れぼったい時はあります。
痛みがある足裏に筋肉が硬くなっています。この足底筋腱膜炎は、朝身体を立ち上がるために足を
踏ん張った時がもっとも痛い場合と、立ったり座ったり、歩き続けたりする時間が長くなって痛みが
でてくる場合があります。すこし痛みがなくなったり治ったように感じでいたり、急にジンジン痛み
出す時もあり、また足の裏のところに段差があったり、まちがえて小さな障害物(石ころやコンセント)
など踏んでしまった時も激痛が走ります。
原因
筋肉の疲労によるものや急激に筋肉に力を入れたり、足先で自分の身体を力いっぱい支えようとした
時に足の裏の筋肉に牽引力が繰り返し行われたり、急に筋肉に力が入る事により筋肉に炎症が
起こって痛みを生じます。
治療法
医療マッサージ
痛みが出ている場所の筋肉の牽引力を無くすことで痛みをやわらげます。
超音波治療
1秒間に数百万回のミクロマッサージ効果で手では届かない場所の痛みの部位に直接作用し筋肉を正常な
状態に早く戻します。
テーピングや足底板
体重がかかり、痛む場所が穴になる丸いパットを固定したり、筋肉の動きを制限するために
痛みのでている筋肉の動きや負担を減らす様にテーピングする。
局所安静
免荷歩行(体重を乗せる歩行)を制限し局所を安静にする。
体重を落とす
いろいろな治療をしても、すぐまた痛くなってくる慢性的な症状には体重を減らすことで
足裏の負担が減る。
意思と体力が必要 運動よりまず食事習慣の見直し