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下腿コンパートメント症候群

2019.05.13

こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。

今回は整骨院ではあまり多くはないのですが、下腿コンパートメント症候群についてお話をしていきます。

まず、下腿とは膝から足首の間ことを言います。ふくらはぎやスネの事です。下腿コンパートメント症候群は下腿を激しく打撲、骨折など皮膚は切れていないけれど、皮膚の中で出血が起き血液が行き場所をなくし組織を圧迫して壊死(腐る)を起こしてしまう疾患です。非常に怖い疾患になります。

 

下腿の筋肉は強い筋膜に覆われいます。筋肉を覆っている場所が4つに分けられ4区画という言い方をします。1、前方 2、側方 3、浅後方 4、深後方に別れます。

各部位での疼痛、腫脹(腫れ)、圧痛、硬結(しこり)、運動痛、神経麻痺、知覚麻痺、他動運動時痛(他人に動かしてもらう)があります。

1、前方のコンパートメント障害は最も多く、疼痛、腫脹、圧痛がスネの部分にあり、神経が圧迫されるため第1趾、2趾間に知覚障害がでて、足首の背屈の運動障害が現れ、他動運動では足首を動かしたとき、指を動かしたときに痛みが現れます。

2、側方コンパートメント障害ではスネの外側に圧痛があり、知覚障害も現れ、足首の外返し動作の筋力低下があり、他動で足首の内返しをすると疼痛が出ます。

3、浅後方コンパートメント障害では圧痛はふくらはぎにあり、腓腹神経領域の知覚障害、足首の底屈動作の筋力低下があり、他動では背屈時痛があります。

4、深後方コンパートメント障害では圧痛はふくらはぎ内側にあり、脛骨神経領域の知覚障害がみられ、後脛骨筋、伸筋の筋力低下がみられ、他動では指を背屈させると痛みがあります。

 

好発がしやすいスポーツが急性はスキー、ラグビー、バスケットボールでまた、慢性では陸上長距離、サッカーに多くみられます。慢性の場合は繰り返し筋肉を使うことにより、炎症が起きコンパートメント障害を起こすことがあります。

治療法

急激な疼痛や腫脹、変形がある場合は病院に急ぎ搬送しましょう。応急手当では、RICE処置行うが、固定をすると組織がより圧迫され症状の進行が早まる恐れがあるため控える。あまりにもひどい場合は皮膚、筋膜の切開を行い内圧の低下をさせる。

慢性では筋肉のストレッチやマッサージを行い、十分に筋肉の緊張を低下させる、筋肉トレーニングはさけて競技の中止、運動制限を行うようにして経過をみる。

コンパートメント障害は一度対象が遅れると、一生運動機能障害が起きてしまう疾患なので処置を間違えないようにしましょう。

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