睡眠中に脳内から毒素は洗い流される
こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院の石本です。
日本中、世界中が沸きに沸いたパリオリンピックがついに閉会式を迎えましたね!
出場されていた選手達はどなたも素晴らしいファイトを見せてくれていました。
日本とフランスの時差はかなりあるため、歴史的な瞬間をライブで見ようとすると眠れなかったり、翌日睡眠不足に悩まされるといった経験をした方も多かったのではと思います。
そこで今回は質の良い睡眠が体に与える影響についてお話しします。
睡眠には多くの謎がまだ科学的にも解明されていません。
生物学上睡眠に堕ちるという行為は外敵からの攻撃や捕食のリスクがあり、推進をとらない方が良いのではないかとも考えられています。
しかし、すべての生物は必ず睡眠をとることから睡眠にはリスクを冒してまでも与えられるメリットがあるのでは無いでしょうか?
睡眠中に脳内ではアルツハイマー病の原因のひとつとされるβアミロイドなどの毒素がまるで洗い流されたかのように除去されているのが、近年の米大学の研究チームにより発見されました。
睡眠にはレム睡眠、ノンレム睡眠の二種類があり今回鍵を握るのはノンレム睡眠中に発生する脳脊髄液の緩やかな「大波」にあります。
人が眠っている時に脳はいくつかの状態を経験します。
浅い眠り、無意識に陥る深い眠り、そして夢を見やすいレム睡眠(急速眼球運動)、前述した睡眠の早い時間に訪れる深い眠りノンレム睡眠は記憶保持にも重要な役割があり、この睡眠中におこる体の状態についてご説明します。
人間の頭蓋骨の中入っている脳にはその周りを循環する液体、脳脊髄液が存在します。
脳脊髄液の役割は明らかにはされていませんが、主に脳の水分含有量を調節し、形を保つ役割をしているのではと考えられています。
今回のお話しである、アルツハイマー病の原因とも考えられるβアミロイドが睡眠中に洗い流されるのはこの脳脊髄液が関しています。
メカニズムを説明すると睡眠中、ノンレム睡眠に入ると脳の神経ニューロンの活動が沈静化し、脳への血流量が低下することになります。その血流量が減ったすき間に脳脊髄液が流れ込むために大きな波が発生します。
その波によりアルツハイマー病の原因とも言われる脳のシミβアミロイドが洗い流されると考えられます。
このように質の良い睡眠は現在の疲労回復だけでなく、未来の健康寿命を延ばすためにも絶対不可欠です。
我が院が取り組んでいる「毒出し整体」は自律神経とホルモンバランスを整え、体のスイッチのオン/オフを切りかわれるようにする働きを促進します。
夜はしっかり眠って、昼はしっかり動ける。
規則正しい生活と習慣を身に付けることで一週間の後半に来る疲れも今までとは違うものになって来ると思います。
未来のご自身のためにも健康作りとメンテナンスを毒出し整体で始めてみませんか?
なかなか疲れがとれないなどのお困りごとがある方はいつでもご相談ください!