こんにちは、大阪鶴橋の鶴橋こころ整体整骨院です!
当院は東成区東小橋で地域の皆様の健康サポートと健康作りのお手伝いをさせていただいております。
本日は腰痛について皆様にお話しようと思います。
腰痛のメカニズムと治療の重要性
腰痛は、多様な要因によって引き起こされる症状であり、その発生機序に基づいた適切な評価と治療が不可欠です。特に急性腰痛(いわゆる「ぎっくり腰」)と慢性腰痛では、発症機序や治療戦略が大きく異なります。
急性腰痛(ぎっくり腰)の分類と病態
急性腰痛は、突発的な疼痛を特徴とし、その発生動作や疼痛の部位によって主に以下の二種類に分類されます。
1. 前屈時痛を伴う急性腰痛
主に腰部筋群の損傷(筋・筋膜性腰痛)が考えられる。
特に脊柱起立筋群や腰方形筋に微細な筋線維の断裂(いわゆる「肉離れ」)が生じ、炎症反応によって疼痛が増悪する。
この場合、ストレッチや過剰な可動域の拡大は禁忌であり、急性期にはアイシングや局所的な圧迫固定を行い、炎症の鎮静化を図ることが重要である。
アイシングの注意点
長時間(20分以上)の冷却は避ける(血流が悪くなり、回復を遅らせる可能性あり)
慢性的な腰痛には向かない(慢性腰痛は血流を促した方が改善しやすいため、温める方がよい)
冷やしても痛みが続く場合は医師に相談
アイシングは応急処置として有効ですが、根本的な改善には適切なストレッチや姿勢の改善も重要です。
2. 後屈時痛を伴う急性腰痛
椎間関節(ファセットジョイント)に由来する腰痛である可能性が高い。
椎間関節の関節包、靱帯、関節軟骨へのストレスが原因となることが多く、脊柱の過伸展によって疼痛が増悪する。
椎間関節の炎症や関節包の損傷が疑われる場合、抗炎症処置とともに、脊柱を安定させるインナーマッスル(多裂筋、腹横筋)の機能回復が求められる。
慢性腰痛の病態と特徴
長期間にわたり持続する腰痛は、構造的・機能的要因の複合によるものが多く、特に以下の疾患が代表的である。
1. 腰椎椎間板ヘルニア(Lumbar Disc Herniation)
椎間板の線維輪が破綻し、髄核が外部へ逸脱することで神経根を圧迫し、激しい疼痛や放散痛(坐骨神経痛)を引き起こす。
若年層に多く、屈曲動作や重量物の持ち上げ動作を繰り返すことで発症リスクが増加する。
保存療法としては、神経モビライゼーション、徒手療法、鍼灸治療などが有効とされるが、進行例では外科的介入(内視鏡下ヘルニア摘出術、椎間板切除術)が適応となることもある。
2. 脊柱管狭窄症(Lumbar Spinal Stenosis)
加齢に伴い、椎間板の水分含有量低下や椎間関節の変性が進行し、脊柱管内の空間が狭小化する疾患。
特徴的な症状として、間欠性跛行(一定距離を歩くと下肢に痺れや疼痛が生じ、前屈や休息により症状が軽減する)が挙げられる。
保存療法では、姿勢調整や筋力強化、神経促通を目的とした施術が中心となるが、進行例では除圧手術が検討される。
当院における治療アプローチ
当院では、東成区東小橋地区の皆様の健康をサポートするために、以下の施術を軸に腰痛の改善を目指しています。
姿勢分析:動作評価を通じ、疼痛の原因を特定し、適切な治療計画を立案。
鍼灸治療:疼痛の緩和、筋緊張の調整、神経促通を目的とした施術。
姿勢矯正・骨盤矯正:脊柱・骨盤のアライメントを整え、身体のバランスを最適化。
徒手療法・マッサージ:筋・筋膜のリリースを通じ、可動域の改善と疼痛の軽減を図る。
腰痛に悩まされている方は、症状が進行する前に適切な対応を行うことが重要です。当院では、患者様一人ひとりの症状に合わせた最適な治療を提供しておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。
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