よく聞く話ですが、、、
『最近、ちょっとした段差でつまづきやすくなった』
『段差も無いのに、こけそうになった』
など、
「つまずく」「こける」ことに関して
年を重ねれば重ねるほどに、よく聞きます。
■「つまずく」「こける」の年齢との関係性
では、
なぜ年齢を重ねると「つまずく」「こける」
という事が多くなるのか?
その年齢との関係性について
お伝えしていきます。
_◆筋力低下による動作力の低下
人間の体は25歳前後をピークに
その後は衰えていくようにできています。
普段から
スポーツや筋力トレーニングなどを
行っている方はこの限りではないですが、
年を重ねると
全体的な筋肉量の割合も低下し
新陳代謝も低下します。
筋力が低下することで
以前までは出来ていた動作が
思うようにできなくなります。
_◆神経の衰えによる動作力の低下
「つまずく」「こける」
これは筋力の低下だけではありません。
神経の衰えによっても
起こりえることです。
私たちの体は
脳から筋肉に向かって
「動け」という指示を出します(信号)
その指示(信号)を伝えるのが神経です。
指示(信号)が
「神経」から「筋肉」に伝わり
それではじめて「筋肉」は動き出します。
しかし、
「神経」から「筋肉」へと伝える力は
加齢と共に衰えていきます。
そうなると当然、
「つまずく」「こける」などの
動作力の低下に繋がります。
■神経は50代~60代に急激に衰える
普通に生活していれば
筋力は急激に衰えることはありません。
極端に運動をしない、体を動かさない
というのであれば
当然筋力は低下しますが。
しかし、神経は
50代~60代を境に
急激に衰えていきます。
筋力が十分にあったとしても
神経が衰えることで
全体的な体を動かす動作は低下します。
■神経の衰えを少しでも防ぐ
神経の衰えを防ぐことで
「つまずく」「こける」
という事をある程度防ぐことも可能です。
では、神経の衰えを防ぐのに
どうすれば良いのか?
それは、、、
・脳から指示される信号
・体から脳に伝わる信号
それらの量を増やすことです。
簡単に出来るものとして、
・手先を使う動作を増やす
・手を良く動かす
・意識的に目を動かす
など、体の細かい部分を
積極的に動かしていくことです。
動かすたびに
「神経」と「筋肉」の間で
信号が行き来します。
その信号の行き来を増やすことで
神経を鍛えることが可能です。
■今回のまとめ
神経も筋力も衰えて、
それが原因となり
「つまずく」「こける」ことは
多くなりがちです。
しかし、
神経や筋力を鍛えることで
その衰えを、ある程度防ぐことができます。
『最近よくつまずくな~』
『よくこけるようになったな~』
と感じる方は
神経や筋肉を鍛えることを
意識してみて下さい。
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