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肝臓がん

2020.05.11

こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。少しずつ暑くなってきていますが、体調はいかがでしょうか?この時期は脱水症状も起きやすいのできを付けてください。

肝臓癌は、もともと肝臓に発生した原発性肝臓がんと、大腸がんや乳がんなど、別のがんが肝臓に転移した転移性肝臓がんに大別されます。
原発性肝臓がんには、「肝細胞がん」「肝内胆管がん」「混合型(肝細胞がんと肝内胆管がんの混合型)」などの種類がありますが、そのうち約94%は肝細胞ががん化した肝細胞がんです。本書では原発性肝臓がんで最も患者数の多い、肝細胞がんを取り上げます。
わが国では年間、約3万8、000人が新たに肝臓がんと診断を受けており、約3万4、000人がこの病気で命を落としています。肝臓がんになる人は、男性では40歳代後半から、女性では50歳代後半から増えてきます。若い人の発症はあまりみられないのが特徴です。
男女比は3対1で男性に多く、東日本に比べて西日本に多いことも知られています。世界的にみると、日本を含め、東南アジアの割合が高くなっています。

肝臓がんは、発症の原因がある程度、特定できている数少ないがんの一つです。
肝臓がんの罹患者の背景を調べると、約90%の患者さんで肝炎ウイルスをもっているか、その痕跡が見受けられます。90%の内訳は、約15%がB型肝炎ウイルス、約75%がC型肝炎ウイルスです。
肝炎ウイルスは、血液を介して肝臓の細胞の中に潜り込み、増殖していきます。異物の侵入・増殖を察知した体内の免疫システムは、ウイルスを排除するため攻撃をしかけますが、免疫細胞は肝細胞の中に潜むウイルスを狙うことはできません。そこで免疫細胞は感染した肝細胞ごと破壊していきます。肝細胞は再生能力があるため、破壊された部分は再生しますが、ウイルスが存在する限り破壊と再生をくり返すことになります。その結果、肝臓に炎症がおこり、炎症が進行すると肝臓が線維(せんい)化して硬くなる、肝硬変を生じます。
肝臓がんは、炎症が長引くことで肝細胞の遺伝子に傷がつき、それががん化することで発症すると考えられています。
現在、わが国に存在する肝炎ウイルスはA型、B型、C型、E型の4種類ですが、このうち慢性肝炎、肝硬変から肝臓がんへと進行する可能性が知られているのは、B型、C型の2種類です。

わが国では60%以上が早期の肝臓がんで発見される
とはいえ、まだまだ肝臓がんの9割は、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスの感染をきっかけに発症します。そこで、肝臓がんの早期発見のためには、まずB型やC型の肝炎ウイルスをもっていないかを調べることが大事です。特に1992年以前に輸血を受けたり、手術で血液製剤を使用したりしたことがある人は、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高いので、検査が勧められます。
肝炎ウイルスに感染したことがあるかどうかは、「肝炎ウイルスキャリア検査」という血液検査でわかります。この検査は、自治体で行っているところもありますし、健康診断や人間ドックなどで受けることもできます。このときに肝臓の状態をみるAST(GOT)、ALT(GPT)、血清アルブミン、プロトロンビン時間、血小板数などを調べる血液検査を併用することで、肝臓の障害度もわかります。
こうした検査で「陽性」だった場合は、肝臓がんの発症リスクが高い群と考えられ、専門の医療機関で定期的な検査を受けることになります。
わが国には肝炎に対する国レベルでのサポート体制ができていて、全国の多くの施設で定期検査が受けられます。肝炎や肝硬変になっても、適切な治療を受けてがんの発生を抑えます。たとえそこから、がんに進行したとしても、比較的早期のうちに発見・治療することが可能です。
実際、早期の肝臓がんでみつかる割合は欧米では約30%、わが国では60%以上と、2倍以上も高くなっています。

●肝臓がん発症の主なリスク要因
・C型肝炎、肝硬変がある
・B型肝炎、肝硬変がある
・アルコール性肝炎、肝硬変がある
・脂肪肝、非アルコール性脂肪肝炎がある
・糖尿病がある
・高齢である

肝臓がんの診断は、超音波検査やCT検査、MRI検査による画像検査と、腫瘍マーカーを調べる血液検査が中心となります。検査時にがんが疑われる部分の組織を採取して、がんの性質をみる生検は、10~20mmぐらいの小さながんや、一部の特殊ながんの診断では行われますが、最近は、血液検査や画像検査で診断がつけば、行われなくなりました。
日本肝癌研究会編集の『肝癌診療ガイドライン(2009年版)』では、検査を受ける対象者を「超高危険群」と「高危険群」に分けて、どの検査をどのタイミングで受けるのがよいかを示しています。
それによると、B型、C型ウイルス肝炎による肝硬変の人(超高危険群)では、3~4カ月ごとの超音波検査と腫瘍マーカー検査、6~12カ月ごとのCT検査またはMRI検査を推奨しています。慢性のB型、C型肝炎の人(高危険群)では、6カ月ごとの超音波検査と腫瘍マーカー検査を推奨しています。

肝臓がんの診断で用いられる腫瘍マーカーは、AFPと、PIVKA-II、AFP-L3の3種類です。
AFPは肝臓がんになると増加するたんぱく質です。後述するAST(GOT)やALT(GPT)と一緒に測定され、肝臓がんのスクリーニングとして用いられています。肝臓がんが疑われる値としては20ng/mLが一つの目安と考えられています。ただし、肝臓がんがあっても必ずしも上昇するとは限らず、正常値のままでいることもあります。肝炎や肝硬変でも高くなることがあります。
PIVKA-IIは、ビタミンKが欠乏したときに肝細胞でつくられる物質ですが、肝臓がんの場合でも多く分泌されます。肝臓がんが疑われる目安は40mAU/mL以上です。
AFP-L3は、AFPをより肝臓がんに特化できるようにしたものです。

肝臓がんでは、がんを発見する検査だけでなく、肝機能の検査も重視されています。肝機能の状態によって、がんの治療方針が変わるからです。
肝機能や肝臓の障害の程度は血液検査で調べます。「AST」、「ALT」の値は肝炎の程度を示します。ただし、肝機能はこの数値だけでは判断できません。
一般的には、血清アルブミン、血液の凝固能をみるプロトロンビン時間やコレステロール値などにより、総合的に判断します。

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