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ブログ&お役立ち情報

胆石

2020.06.03

こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。コロナ第二波が来るかもしれません。みなさままだまだ油断せずに行きましょう!今回は胆石のお話になります。
胆石は、非常に軽いものでコレステロールやビリルビンがもとになって出来上がることが多くあります。胆石ができやすい人として、
①女性 ②肥満 ③加齢 ④洋風の食事が多い ⑤家族に胆石になった人がいる など
一般的には30代~50代の肥満気味の女性に多いとされています。
また、胆石がある場所によって、3種類の名前がついています。
①胆嚢結石
胆嚢は、肝臓でできた胆汁を濃縮する場所で、一定の時間とどまっているために最も多くできやすいと言われています。
②総胆管結石
胆嚢でできた結石が何らかの拍子に胆管内に転げ落ち、詰まってしまうことで起こることもあります。胆管結石が起こると、胆汁の流れが滞ってしまうことから、黄疸が生じたり、胆管が結石を押し出そうと動くことから激しい痛みが生じたりすることがあります。
③肝内胆管結石
まれにですが、肝臓内にある胆管に結石ができることがあります。
胆石と肩背部の痛み
胆石があるからと言って全員に症状が出るわけではなく、無症状の方も多いと言われています。しかし、胆石が移動することで狭い通路に詰まってしまうと「胆石発作」を起こしてしまい、痛みという症状となって現れてきます。
腹痛や疝痛(せんつう)と呼ばれる強い痛み、右側のみぞおちや右下腹部、右の背中が痛むことも多く、胃も痛みと間違う人が多いと言われています。
胆石発作は食後や夜間に起こることが多く、数十分から数時間にわたって続いてそのうちに落ち着くと言われています。また、脂っこい食事をとった後や食べ過ぎた後は注意が必要で、発作を起こすことがあります。吐き気や嘔吐、炎症が加わると発熱もみられ、黄疸や肝障害を併発することもあります。
肩や背中、わき腹の痛みを感じた時、何か動かしたから痛みが出たのかな?と軽く考えることは危険かもしれません。
胆石の痛みを和らげるツボのご紹介
症状が軽いものや慢性化したものにツボ療法を行ってみてください。
一番下の肋骨の先端にあるツボが京門(けいもん)になります。軽く押してみて強い痛みを感じる場合は胆石の可能性があります。両手を腰に当て、親指の腹で左右同時に少し強めに指圧します。また、足にある梁丘(りょうきゅう)や陽陵泉(ようりょうせん)も効果的です。 

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爪白癬

2020.05.26

爪白癬

爪白癬とは、皮膚に真菌の一種である白癬菌が感染する所謂水虫が進行して

白癬菌が爪にまで感染した状態のことです。

初期はは爪の色が白くなるだけですが

徐々に侵食して黄色や黒色、白色に変色し爪が崩れるようになります。

糖尿病の人は合併症の危険もあり

家族に伝染する可能性も高いので早急な治療が必要。

治療は外用薬と内服薬を兼用することで行います。

爪白癬の症状

初期の段階であれば見た目に変化は生じ

自覚的にも何も感じないケースが多い。

ある程度進行してくれば、見た目上の変化が爪に生じてきます。

色が白っぽく変色してきたり

つめの表面がはがれてきたりすることが確認できるようになります。

爪白癬の原因

爪白癬の原因とは、細菌の繁殖によるものがそのすべてであるとされています。

白癬菌という水虫の菌が爪の中に入り込むことによって発症します。

細菌が体内に入るというのは水虫の菌に感染している人々との直接な接触や

または間接的な接触が大きな影響を与えるということが判明しています。

また、爪の中での繁殖は、不潔であることによってより進行するとされています。

鑑別診断

主に足指の第一指に好発

爪甲の光沢が少なくなる

爪の白濁した部分を採取し顕微鏡で菌を調べる。

遠位部に出ている場合は爪白癬、近位部の場合は爪カンジダと判別する。

カンシダ性爪(囲)炎という症状は、中年の女性に起こりやすい病気です。

主に水仕事を行う機会が多い女性に多く見られる事が特徴です。

感染症の一種であって、生活習慣の不徹底によって

手の爪の辺りが特有の炎症によって赤く腫れ上がって

かゆみが発生したり、痛みが発生する症状が出ます。

症状が悪化をすると手の爪の部分が膿を持つ事もあります。

カンシダ性爪囲炎の症状

カンシダ性爪囲炎の症状は、手の指特に中指や薬指に多く見られ

爪の生え際や周囲が赤く腫れたり、化膿したりします。

爪の表面に感染していると、爪が褐色や灰色に変色

表面の凹凸、横筋ができるといった症状が現れますが

爪の内部にまで感染すると、爪の先が皮膚から離れるように浮き上がり

爪が変形したり厚くなったり、先端がボロボロに欠けたりします。

カンシダ性爪(囲)炎の原因

カンシダ性爪(囲)炎は、手の指の爪の周辺に

真菌の一種であるカンジダが増殖することで引き起こされる病気です。

真菌であるカンジダはかびの一種で

カンジダはヒトの口腔、気管支、肺、膣、腸管、皮膚などに

生息する常在菌でもあります。

普段は害を及ぼさないカンジダが

過労や免疫力が低下している時に爪やその周囲に増殖することが原因となります。

【カンシダ性爪(囲)炎の検査と診断】

カンシダ性爪(囲)炎の主な検査方法は視診です。

この疾患は手指の爪の部分に多くあらわれ

爪が白くなり、周囲の皮膚に赤い腫れの症状が確認できます。

又、視診では悪化した状態でうみを伴う症状も観察して

場合によっては、より詳細な情報を入手するために

顕微鏡での検査も行われカンシダ性爪(囲)炎を検査する事になる。

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環軸椎亜脱臼

2020.05.18

こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。あと少しコロナをがんばれ!!!

第一頚椎(環椎)と第2頚椎(軸椎)は頚椎の中でも特殊な形をしている。

環椎横靱帯という靱帯が軸椎の突起を環椎前弓に押しつけるように存在しているが、何らかの原因でこの靱帯がゆるんだり切れたりすると環椎と軸椎が不安定となり、首を前屈させたときに環椎が前方へずれることによって脊柱管が狭くなる症状で、

関節リウマチ患者やダウン症で頻度が高い

症状としては

1)後頭部痛やしびれ

2)手足のしびれ、運動麻痺、排尿障害

治療としては、
電気治療にて首周りを緩め、その後イオン枕によるけん引、
その際の注意点として患者様が首に力が入らないよう持ち上げてあげてけん引する。
また、患者様にしてもらう事として、タオルを使った運動などを継続してもらう。

また子供さんに多い症状として [環軸椎回旋位固定]があります。
環軸椎回旋位固定とは、首が左右どちらかに傾いていたり、傾いたまま動かせなくなる斜頚と呼ばれる疾患の一種で、症状としては首の傾きの他、無理に動かそうとすることで非常に強い痛みを伴います。

10歳以下のお子さんがなりやすいです。
首の1番目の骨は環椎と呼ばれ、2番目は軸椎と呼ばれており、この二つの関節が動くことによって首が動かされます。が、この環軸関節が亜脱臼をしてロックがかかった状態になったものが環軸椎回旋位固定です。運動の軸となる歯突起は 環椎と連絡のある靭帯によって取り囲まれています。 ところが子どもさんの場合、 この歯突起の形状が未成熟であり、 さらに周囲の組織が柔らかいので亜脱臼しやすい状態にあります。なので一旦ロックした状態になると、靭帯が緊張し歯突起が動かなくなってしまいます。
強い衝撃によってなるということではなく、 ほんの些細なことで起こります。
多くは原因不明で、 10%ほどはのどの感染症に関連しておこるものがあるようです。

軽微な外傷などをきっかけに起きます。子どもが急に首の痛みを訴え、同時に斜頚を呈し、首をほとんど動かせない状態となります。風邪症状が先行している場合もあります。

鑑別としては
・首が曲がったまま戻らない。
・首を動かせない。
・腕の感覚が鈍くなったりする。
・無理に動かそうとすると痛みを生じる。

[治療と予後]
早期の環軸椎回旋位固定の場合は、ほとんどが数日から10日程で自然治癒します。治療では、1週間以上たっても治癒しない場合には、牽引治療を行うこともあります。関節変形がみられ整復が困難な場合や神経症状を伴う場合には整形外科で手術となることもあります。

子どもさんが突然首が痛いと言って曲がったままの状態になり、動かせなくなるので、親御さんも非常に不安になり来院されます。処置に至るまで長い時間がかかってしまうと、 筋肉や靭帯の緊張が強まるので、 なかなか治りにくくなります。

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肝臓がん

2020.05.11

こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。少しずつ暑くなってきていますが、体調はいかがでしょうか?この時期は脱水症状も起きやすいのできを付けてください。

肝臓癌は、もともと肝臓に発生した原発性肝臓がんと、大腸がんや乳がんなど、別のがんが肝臓に転移した転移性肝臓がんに大別されます。
原発性肝臓がんには、「肝細胞がん」「肝内胆管がん」「混合型(肝細胞がんと肝内胆管がんの混合型)」などの種類がありますが、そのうち約94%は肝細胞ががん化した肝細胞がんです。本書では原発性肝臓がんで最も患者数の多い、肝細胞がんを取り上げます。
わが国では年間、約3万8、000人が新たに肝臓がんと診断を受けており、約3万4、000人がこの病気で命を落としています。肝臓がんになる人は、男性では40歳代後半から、女性では50歳代後半から増えてきます。若い人の発症はあまりみられないのが特徴です。
男女比は3対1で男性に多く、東日本に比べて西日本に多いことも知られています。世界的にみると、日本を含め、東南アジアの割合が高くなっています。

肝臓がんは、発症の原因がある程度、特定できている数少ないがんの一つです。
肝臓がんの罹患者の背景を調べると、約90%の患者さんで肝炎ウイルスをもっているか、その痕跡が見受けられます。90%の内訳は、約15%がB型肝炎ウイルス、約75%がC型肝炎ウイルスです。
肝炎ウイルスは、血液を介して肝臓の細胞の中に潜り込み、増殖していきます。異物の侵入・増殖を察知した体内の免疫システムは、ウイルスを排除するため攻撃をしかけますが、免疫細胞は肝細胞の中に潜むウイルスを狙うことはできません。そこで免疫細胞は感染した肝細胞ごと破壊していきます。肝細胞は再生能力があるため、破壊された部分は再生しますが、ウイルスが存在する限り破壊と再生をくり返すことになります。その結果、肝臓に炎症がおこり、炎症が進行すると肝臓が線維(せんい)化して硬くなる、肝硬変を生じます。
肝臓がんは、炎症が長引くことで肝細胞の遺伝子に傷がつき、それががん化することで発症すると考えられています。
現在、わが国に存在する肝炎ウイルスはA型、B型、C型、E型の4種類ですが、このうち慢性肝炎、肝硬変から肝臓がんへと進行する可能性が知られているのは、B型、C型の2種類です。

わが国では60%以上が早期の肝臓がんで発見される
とはいえ、まだまだ肝臓がんの9割は、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルスの感染をきっかけに発症します。そこで、肝臓がんの早期発見のためには、まずB型やC型の肝炎ウイルスをもっていないかを調べることが大事です。特に1992年以前に輸血を受けたり、手術で血液製剤を使用したりしたことがある人は、C型肝炎ウイルスに感染している可能性が高いので、検査が勧められます。
肝炎ウイルスに感染したことがあるかどうかは、「肝炎ウイルスキャリア検査」という血液検査でわかります。この検査は、自治体で行っているところもありますし、健康診断や人間ドックなどで受けることもできます。このときに肝臓の状態をみるAST(GOT)、ALT(GPT)、血清アルブミン、プロトロンビン時間、血小板数などを調べる血液検査を併用することで、肝臓の障害度もわかります。
こうした検査で「陽性」だった場合は、肝臓がんの発症リスクが高い群と考えられ、専門の医療機関で定期的な検査を受けることになります。
わが国には肝炎に対する国レベルでのサポート体制ができていて、全国の多くの施設で定期検査が受けられます。肝炎や肝硬変になっても、適切な治療を受けてがんの発生を抑えます。たとえそこから、がんに進行したとしても、比較的早期のうちに発見・治療することが可能です。
実際、早期の肝臓がんでみつかる割合は欧米では約30%、わが国では60%以上と、2倍以上も高くなっています。

●肝臓がん発症の主なリスク要因
・C型肝炎、肝硬変がある
・B型肝炎、肝硬変がある
・アルコール性肝炎、肝硬変がある
・脂肪肝、非アルコール性脂肪肝炎がある
・糖尿病がある
・高齢である

肝臓がんの診断は、超音波検査やCT検査、MRI検査による画像検査と、腫瘍マーカーを調べる血液検査が中心となります。検査時にがんが疑われる部分の組織を採取して、がんの性質をみる生検は、10~20mmぐらいの小さながんや、一部の特殊ながんの診断では行われますが、最近は、血液検査や画像検査で診断がつけば、行われなくなりました。
日本肝癌研究会編集の『肝癌診療ガイドライン(2009年版)』では、検査を受ける対象者を「超高危険群」と「高危険群」に分けて、どの検査をどのタイミングで受けるのがよいかを示しています。
それによると、B型、C型ウイルス肝炎による肝硬変の人(超高危険群)では、3~4カ月ごとの超音波検査と腫瘍マーカー検査、6~12カ月ごとのCT検査またはMRI検査を推奨しています。慢性のB型、C型肝炎の人(高危険群)では、6カ月ごとの超音波検査と腫瘍マーカー検査を推奨しています。

肝臓がんの診断で用いられる腫瘍マーカーは、AFPと、PIVKA-II、AFP-L3の3種類です。
AFPは肝臓がんになると増加するたんぱく質です。後述するAST(GOT)やALT(GPT)と一緒に測定され、肝臓がんのスクリーニングとして用いられています。肝臓がんが疑われる値としては20ng/mLが一つの目安と考えられています。ただし、肝臓がんがあっても必ずしも上昇するとは限らず、正常値のままでいることもあります。肝炎や肝硬変でも高くなることがあります。
PIVKA-IIは、ビタミンKが欠乏したときに肝細胞でつくられる物質ですが、肝臓がんの場合でも多く分泌されます。肝臓がんが疑われる目安は40mAU/mL以上です。
AFP-L3は、AFPをより肝臓がんに特化できるようにしたものです。

肝臓がんでは、がんを発見する検査だけでなく、肝機能の検査も重視されています。肝機能の状態によって、がんの治療方針が変わるからです。
肝機能や肝臓の障害の程度は血液検査で調べます。「AST」、「ALT」の値は肝炎の程度を示します。ただし、肝機能はこの数値だけでは判断できません。
一般的には、血清アルブミン、血液の凝固能をみるプロトロンビン時間やコレステロール値などにより、総合的に判断します。

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側彎症

2020.05.05

こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。コロナで緊急事態制限が延長になりそうですが、大阪は感染人数低下してきているので吉村知事が部分的に解除をするかもしれないですね。あと少しがんばりましょう。

脊柱は頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙骨、尾骨からなり、前後から見た時に普通に見たときはほぼまっすぐに見えているのですが、側彎症になってくると横の大きく曲がったり、ねじれが伴ってきます。
進行していくと側弯変形による心理的ストレスや腰痛、背部痛、肺活量の低下で呼吸機能障害、たまに神経障害が起きてきます。

側彎にも大きく分けて構築性側彎と機能性側彎に分けられ、原因がはっきりしてるものや未だにわかっていない側彎症もあります。

構築性側彎
脊柱のねじれに伴って、湾曲が起きている側彎症で原因が不明な側彎症症と病気から起こる側彎症があります。

機能性側彎
姿勢や疼痛、下肢の左右バランス(下肢長差)によるものて、一過性の彎曲で原因を取り除けば彎曲がなくなります。

側彎症の種類としては以下の5つの種類に分けられます。

①特発性側彎症•••
脊柱側彎症の中で約8割前後がこの側彎症になり、原因も未だにわかっておらず、家族内で起きていることから遺伝が関わっている可能性があるのですが、まだ特定される遺伝子がわかっていません。
発症時期により、乳幼児期側彎症(0歳から3歳まで)、学童期側彎症(4歳前後から9歳前後)、思春期側彎症(10歳以降)に分けることができます。

発症時期にも特徴があるのです!!
•乳幼児期側彎症•••自然治癒する傾向のものと、強く進行するものとがあります。
•思春期側彎症•••側彎症の中でも最も多く、男女比でみても圧倒的に女子に多く、側弯の形状にも一貫性があります。

特発性側彎症で進行するか進行しないかは予測がこの難しくある点もあるが、年齢や側弯の形状が参考にされている。
年齢が若く、女子では月経前や骨形成が未熟な場合は側弯が強くなる可能性が高くなっている。

②先天性側彎症•••
生まれつき骨格の形の異常があり、成長期に左右差が起きて側彎症に発展していきます。泌尿器や心臓など多臓器にわたり、異常があることもあります。

③神経原性側彎症•••
神経の障害に伴い、腹横筋や腹斜筋などの筋肉が麻痺が起きてしまい、姿勢が支えることができなくて側弯になります。

④筋原性側彎症•••
筋ジストロフィーなどの筋肉の萎縮する病気により起きる側彎症です。

⑤間葉系による側彎症•••
マルファン症候群、エーラス•ダンロス症候群血管や結合組織による生まれつきの病気からの側彎です

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脳圧の向上

2020.04.30

脳圧上昇痙攣
脳腫瘍の主なてんかん
脳腫瘍ではさまざまなてんかん発作(けいれん発作)が生じます
脳腫瘍で生じるてんかんは症候性局在関連てんかんと言います
単純部分発作:右腕だけがけいれんする,左下肢だけの痺れが生じる,むかむか吐き気が発作的におこる,ありもしないカレーの匂いがする,いつか聞いた音楽が聞こえる,視野の一部が数十秒光るなどの症状です
複雑部分発作:ごく短時間,数秒とか意識減損(意識がなくなる,飛ぶ)という状態になるものです,単純部分発作から意識がなくなったり,意識がぼーっとして訳がわからない動きをしたり,意識が飛んで口をモゴモゴさせて自分で覚えていないなどです,倒れたりすることはあまりありません
二次的に全般化する部分発作:部分発作から全般発作になるものです
欠神発作:ほんの少しの時間だけど意識がなくて覚えていない,意識が飛んで体が動いたり体の一部がつっぱる,解っていないでおかしな動きをするなどで,脱力で倒れたりします
間代発作:一定のリズムで,手足がガクガクするけいれんです
強直発作:手足がつっぱるようなけいれんです
強直間代発作:意識がなくなって白目をむいて,歯を食いしばって,泡を吹いて全身がガクガクします,発作が止まると眠ります(一般の方がてんかんと言って一番想像しやすい発作型です)
脳腫瘍の場合は二次的全般化がほとんどです
開頭手術をすると,術後にけいれん発作を生じることがあります
手術の一時的な合併症としての脳脊髄膜炎,低ナトリウム血症,術後高熱,水頭症になってもけいれん発作を生じることがあります
これらは小児の熱性痙攣と同じように,「てんかん」と呼ばないほうがいいでしょう
その後に継続して発作を生じることがほとんどないからです
てんかんの病名がつくと成人では運転免許を失うことになります
多くは,退院後に抗てんかん薬を服用する必要はありません
大脳皮質にダメージを生じる腫瘍です
大脳基底核,視床,脳幹部,小脳の腫瘍ではてんかん発作は滅多にありません
髄膜腫,グリオーマ,転移性脳腫瘍が代表的なものです
悪性度の高い腫瘍ほどてんかんを生じる確率が高いです
低悪性度グリオーマでは6割以上,膠芽腫では5割程度の患者さんがてんかん発作を生じるといわれています
グリオーマの中でも特に乏突起膠細胞系腫瘍はてんかん発作のリスクが高いです
小児の難治性てんかんには,グレード1の腫瘍が多いです
DNT,神経節膠腫,大脳の毛様細胞性星細胞腫などです
腫瘍を高線量の放射線治療で治療した後の放射線脳壊死では,難治性のてんかんを生じます

治療は
脳腫瘍関連てんかんの治療には,抗てんかん薬 AEDs を使います
手術で腫瘍を摘出することによって,脳浮腫が改善したり,てんかん焦点になっている脳皮質が切除されることによっても症候性てんかんは治ります
乏突起膠腫ではテモゾロマイド化学療法で腫瘍が縮小するとてんかん発作が抑制されます
放射線治療で腫瘍が縮小や消失した時にもてんかん発作が改善することがあります
てんかん発作のない患者さんに対する脳腫瘍開頭手術前の予防的な抗てんかん薬投与は利点がないとされています


発作の種類と腫瘍の種類で使う薬剤はいろいろ異なります
腫瘍の予後と発作タイプと薬剤にかなりの知識がないと使えません
また新薬の薬剤費がとても高いので,発作を抑制できるなら出来る限り安い薬を使います
部分てんかん発作の抑制効果と安価という利点で,テグレトール(カルバマゼピン)が頻用されています
でも例えば,グリオーマの部分発作(2次性全般化も)には,第一選択薬はイーケプラ(レベチラセタム)で,第二選択薬はデパケン(バルプロ酸)です
次いで,ラコサミド(ラコサミド),ラミクタール(ラミトリジン),エクセグラン(ゾニザミド)などです
発作の抑制力が強いといってもイーケプラの欠点は薬剤費が高いことです,補助がない場合には1月に数千円の医療費が増えます,
ラコサミドはまだ日本で市販されていません,ラミクタールも値段が高いです,
エクセグランを脳腫瘍の患者さんに使用すると精神症状を出す可能性が高いです
テグレトールをはじめ様々な抗てんかん薬はアレルギーを生じやすいので,飲み始めて10日から2週間くらいで体のあちこちに赤い発疹(薬疹)が出た時には中断します

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膵臓がんの骨転移と腰痛

2020.04.19

こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院のブログをいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。
今回は腰痛でも気をつけなければいけない腹腔臓器の疾患による腰背部痛についてお話しします。
特に注意を要するものは癌の骨転移から現れる腰痛です。
その中でも背中に痛みが出るという症状をよく聞く膵臓癌についてお話しさせていただきます。
膵臓がんは、癌が小さなうちから膵臓の周囲に広がったりするために、転移したりしやすい癌とされています。
癌の転移には3つの種類があります。
まず、血行性転移、癌の病巣(原発巣)から血液に乗って離れた臓器に転移する転移です。

次にリンパ行性転移、これはリンパ液に乗ってリンパ節へと広がる転移をいいます。

そして、腹膜播種、癌細胞が腹腔内に散らばる状態をいいます。

膵臓がんの場合、血行性転移による肝臓への転移と、腹膜播種が多いのが特徴です。また、血行性に骨へ転移する骨転移もよくみられます。

膵臓癌初発症状は腹痛、黄疸、腰背部痛、体重減少、糖尿病の悪化などがあります。

なかでも頻度の高いのは腹痛であり、癌によって膵管が狭くなり、膵液がうっ滞して、内圧が上昇することで起こります。
さらに癌が広がると、背骨の周囲の神経を刺激するようになると、腰背部が痛むようになります。
よく背中に痛みが出るというのはこのような原因があります。

また、癌が浸潤して胆汁の通り道である胆管を圧迫すると、胆汁がせき止められて十二指腸に送られなくなり、その結果、行き場を失った胆汁が逆流し、胆汁が体内に増え、黄疸を引き起こします。

膵臓癌は肝臓への転移が多い事から栄養血管である門脈への血行性転移が原因で、門脈から脊椎静脈そうを伝い、脊椎とくに腰椎への転移が現れ、溶骨性転移であることから高カルシウム血症による骨髄腫による神経症状や病的骨折を引き起こし、腰痛を引き起こすと考えられています。

腰痛がなかなか治らない場合は以下の症状に注意し当てはまるものがあれば専門医への受診がひつようです。
①体重減少
②糖尿病の悪化
③安静時痛
④荷重時や咳などをした時の腰痛悪化
⑤6週間続く痛み
⑥進行性の下肢の脱力、知覚異常

長く腰痛に悩む方も多いのではないかとおもいますが、ただの筋肉の痛みだけでは無い場合もあります。

夜就寝時でもズキズキと疼くような痛みがあり、いつまで経っても痛みが収まらない、よりひどくなっているなどの症状がある場合は当院にご相談ください。

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