こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。大阪にもついに緊急事態宣言が発令されました。
飲食店の方は非常に厳しい状態となっています。僕に大したことは出来ませんが、お店に行くにはさすがに感染リスクがあるので、デリバリーをして少しでも飲食店の力になれればいいなと思います。
さて今回はばね指(弾発指)についてお話しようと思います。腰の話から急に変わりますが、私のテンションの問題なので悪しからず。
ばね指とは指を曲げた状態から伸ばせなくなる状態をいいます。
なぜ伸ばせなくなるかというと、手には腱鞘という物があります。
腱鞘とは腱が浮かないように抑えている物をいいます。トンネルの様になっていてその中に腱が通っています。その形が剣の鞘の様に見えるので腱鞘といいます。
腱鞘は腱との摩擦で炎症が起き腫れるようになります。ちなみに腱が炎症を起こすことを腱炎という名称になります。
ばね指は腱鞘が炎症が起き硬くなり腱鞘の穴が狭くなりひっかかりが出てしまう事を言いますのでよく使う指に症状が出る事が非常におおいです。そのことをふまえて右手の親指によくできます。
発症年齢は出産後もしくは高齢者に多く見られます。出産後の場合はホルモンバランスの関係と子供の入浴時に耳をふさぐ行為が指にすごく負担がかかるので起きやすく、高齢者は腱鞘と腱の滑りをよくするために油的なものがあるのですが、年を取ると油が少なくなり摩擦が多くなり炎症やひっかかりが多くなります。
予防としては手を冷やさないようにする。あまり使わないようにするのが一番いいと考えます。
治療法には保存療法と手術があり、手術では腱鞘を切断をしてひっかかりを無くす方法があります。ただ腱鞘を切ったところが癒着をしてしまい再発する場合も多くありません。
保存療法では手技で腱鞘を柔らかくして特殊な手技で腱鞘の穴を多きくしていくという方法もあります。これには非常に時間が必要で長丁場になることが多いです。そして必ずしも良くなるわけではありません。
いずれにしても本人は痛みがあったり、指が思うように動かないので非常に不愉快で不便なんですが周りから見るとあまりしんどさが伝わりずらい疾患になるので家族に説明をして家事のこと例えば洗い物や洗濯など家族で協力すると早く良くなる疾患だと思います。
今回はばね指、腱鞘炎などの話も軽く交えながら話をしました。
以上にになりますありがとうございました。
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