寝違い
2022.05.07
首の寝違えの原因・治し方を解説!湿布とストレッチ、どっちがNGか知ってる?
多くの方が経験したことのある「寝違え」。
しかし、正しい対処法を知っている人は意外と少ないかもしれません。
湿布やアイスパック・ストレッチといった自己流の対処方法のなかには、かえって症状を悪化・治りにくくさせるものも。
そこで今回は、寝違えの正しい原因・治し方・予防方法
「寝違え」の原因は軽度の肉離れ!
●寝違えとは?
一般的に「寝違え」と呼ばれる症状の多くは、首周辺の筋肉が軽度の肉離れを起こしている状態を指します。
人間の頭部は、正面から見た首の幅に対して中間の位置にあるのが望ましいのですが、睡眠中はどうしてもその位置からずれがちです。
長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていると、首の筋肉が部分的な阻血状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなります。
そのような状態で起床時に急に頭首を動かすと、寝違えが発生するのです。
例えば運動をするとき、ストレッチをせずにいきなり激しい運動をしたら筋肉を傷めてしまいますよね。
それと同じで、睡眠中に凝り固まった筋肉をいきなり動かすと、軽度の肉離れが起きるのです。つまり寝違えは、寝ているときに生じるわけではありません。
寝違えの原因は睡眠中に作られますが、寝違えの炎症が発生するのは起床時なのです。
●傷めたのは筋膜?中心部分?
実は寝違えにも種類があります。
筋膜を傷めているケースと、中心部分を傷めているケースです。
例えば、首を右に回したときに左側が痛ければ、筋膜(筋肉の表面を覆う膜)が傷ついている可能性が高いと言えます。
反対に、首を右に回したときに右側が痛ければ、筋肉の中心部分が傷ついている疑いが。
前者の方が痛みは強く、治りにくい傾向があります。
「寝違え」のなかには、神経痛やねんざのケースも
ご紹介したとおり、寝違えの多くの原因は軽度の肉離れですが、まれに頸椎に神経痛やねんざが発症しているケースもあります。
●神経痛の場合
末しょう神経が圧迫されることで、痛みやしびれ・まひが生じるのが神経痛です。
不自然な姿勢で寝ていたことで頸椎(けいつい)周辺の神経が圧迫され、神経痛になることがあります。
首から肩や腕・手指に痛みやしびれがある場合は、神経痛が疑われます。
●ねんざの場合
ねんざとは、関節のじん帯や腱(けん)・軟骨などが傷つくケガのこと。
例えば、睡眠時に頭が極端にのけぞった状態になっていると、頸椎がねんざすることがあります。
ストレッチ・アイシングはNG!? 寝違え直後にやっていいこと・ダメなこと
●寝違えた直後にするべきこと
朝起きて「寝違えた!」と思ったら、とにかく楽な位置から首を動かさないことが大切です。
痛みが出てから48時間程度は、消炎鎮痛成分が入っている冷湿布を貼るのもおすすめ。
ただし、長時間貼るのは避けてください。
目安は1時間程度です。
●むしろ炎症を悪化させるおそれも……寝違えた直後にやってはいけないこと
「とりあえず動作確認しよう」と、首を左右前後に倒してみたり、手で触ってみたりするのは良くありません。寝違えは炎症、つまりケガです。
なるべく動かさない・触らないようにしてください。
痛みや違和感を治そうと、首のストレッチをしたりもんだりするのもNGです。
また、アイスパックや氷のうを使って長時間冷やすのもおすすめできません。
アイシングをすると、一時的な鎮痛効果は得られます。
その一方で筋肉の血流が悪化するため、損傷部位の回復が遅くなる可能性が考えられます。
また、筋肉ではなくじん帯や神経を傷めている場合は、炎症が首の奥深い部分にあるので、冷やしたところで鎮痛効果が期待できません。
このほか、炎症を起こした直後は温めるのも良くありません。
患部は熱を持っているため、温めると炎症を助長させてしまうおそれがあります。
温湿布やカイロを使って温めるのはもちろん、湯船につかるのも避けたほうがいいでしょう。
寝違えた直後は一時的に冷やすのはOKですが、長期的に冷やすのはNG。
温めるのは、痛みが治まる安定期までNGと覚えると良いでしょう。
寝違えを早く治す方法はある?治し方の基礎知識
●早く治すためのコツ・ポイントは?
初期段階は、とにかく安静にしましょう。
「痛い」と感じる動作は避けてください。
傷ついた組織を修復するためには、これ以上の治療はないとも言えます。
痛みが和らぐ安定期に入ったら、血流を良くして回復を促しましょう。
血流改善には、温める・ストレッチをする・マッサージをするなどいろいろな方法があります。
どの方法が適切かは病態によって異なるため、専門家の指示に従うように。
●痛みが強いときはどうすればいい?
首の痛みが強くてつらいときは、身の回りにあるタオルやマフラーを首の周りにグルグル巻いて、「顎置き」を作ると楽になります。
顎を安定させることが目的なので、首が苦しくなるほどきつく巻く必要はありません。
仕事の都合などで首にタオルやマフラーを巻くのが難しい場合は、腰にコルセットをつけるのがおすすめです。
腰にコルセットをすると背骨がまっすぐ伸びるので、首周りの筋肉に負担がかかりにくくなるのです。
●病院は行くべき?
極端な話ですが、寝違えは放っておいてもいずれは治ります。
もしも、できるだけ早く治したいというのであれば、専門医を受診するといいでしょう。
ただし、あまりに頻繁に寝違えを起こしているようであれば、一度検査と治療を受けることをおすすめします。
首の骨が本来あるべき位置からずれていて(いわゆるストレートネックなど)、首周りの筋肉を日常的に圧迫している可能性があるからです。
酔ったまま寝ると寝違いやすい!? 4つの寝違えの予防方法
寝違えの原因は、睡眠時に作られます。
つまり予防のためには、就寝環境の改善が要になってくるのです。
●適度に寝返りが打てるよう、寝具を整えよう
実は、寝相の良い人は寝違えやすいと言われています。
寝相の良い方は、就寝中に姿勢があまり変わっていない可能性が高く、筋肉・血流が凝り固まりやすいからです。
就寝時の姿勢と起床時の姿勢があまり変わらない方・寝相が良いと人から言われる方は、自然な寝返りを促す就寝環境を作るようにしましょう。
例えば、マットレスは硬めのものがおすすめです。
低反発や柔らかい素材は寝返りが打ちにくくなるので、避けましょう。
●首に負担がかからない高さの枕を使おう
枕は、頭が本来あるべき位置(曲がっても反っても横に倒れてもいない位置)に来る高さのものを使いましょう。
あまり寝返りを打たない人でも、枕の位置を正しくセッティングするだけで寝違えのリスクは随分減ります。
●寒い環境で寝るのは避けよう
寒い環境で寝ると、血流悪化・筋肉硬直しやすくなります。
冬場はもちろん、夏場もクーラーで冷やしすぎないように気をつけましょう。
●泥酔状態・過度に疲れた状態で寝るのは避けよう
お酒を飲んだ後は寝違えが起こりやすいと言えます。
その理由はふたつ。
ひとつは、筋肉内の血流が低下しやすくなること。
もうひとつは、酔っていると感覚が鈍くなるため、寝返りの回数が激減することです。
また、過度に疲れているときにも、お酒を飲んだときと同じことが起きやすくなります。
飲酒後やいつもより疲れているときは、寝る前に経口補水液などでミネラル分を補給するのがおすすめです。
ミネラル分摂取は血流の低下を防ぎ、寝違えの予防につながります。
まとめ
寝違えは安静にしていれば自然に治りますが、痛みが出ている数日間はとてもつらいものです。生活や仕事に差し支えのないよう、寝違えたときの正しい対処法・治し方をぜひ覚えておいてくださいね。
寝違えを起こしやすい人は、就寝環境を整えたり接骨院で骨のゆがみを矯正したりして、予防に努めましょう。
あん摩 マッサージ 指圧
2022.05.06
こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院のブログを本日もお読みいただきありがとうございます!
当院はリラクゼーションサロンを併設している整骨院なんですが、よく患者様、お客様から「あん摩とマッサージと指圧って何が違うん?」と質問されることがあります。
本日はこの3つがどのように違うのかというお話しをさせていただきます。
まず、あん摩からご説明します。
あん摩は「押さえる」「なでる」「たたく」「揉む」といった手技により健康を増進させる中国由来の手技療法です。「あん摩」は「按摩」とも表記されております。
ちなみに「あん摩」とは「押さえて撫でる」という意味を持っています。
次にマッサージについてご説明します。
マッサージは皮膚に直接刺激を与える事で皮膚末端から心臓にかけての血液循環やリンパ循環を改善するための手技療法です。
中国由来のあん摩に対してマッサージはヨーロッパより伝わったものになります。
最後に指圧についてご説明します。
指圧はあん摩、マッサージとは異なり、日本独自の手技療法です。
指や手のひらを用いて体に圧をかけて人間が本来持つ自然治癒力を促進します。
このように3つともに特徴、発祥地、伝達された環境などは違いがあります。
私たちもいろんな手技手法を体験し、研究して良い部分を残して自分の手技として確立しています。
ただ一つ言える事はすべて人間の身体に良いという事です。
近年、SNSやYouTubeなどの動画でも数々の先生方が手技を披露してくださっています。
全ての手技において私は身体に良くないものは存在しないと考えています。
しかし、患者様やお客様に対して注意を払わなければならないのはその方に適しているか、適していないかを見極めなくてはいけません。
手技が体のお悩みにマッチしているのかを調べるために問診や姿勢分析、検査法といったものがあります。
当院はトータルヘルスケア専門院として1人の患者様に各分野のプロが対応します。
柔道整復師、鍼灸師、セラピスト、リンパマッサージのプロが意見を出し合いその方個人個人に適した施術でお悩み解消の一番最短な道筋をご提案させていただいています。
すぐに解決できるもの、時間がかかるものなど一人一人個人差はもちろんありますが、このブログをお読みいただき今体のこういったことで悩んでいるという方がいらっしゃったら是非この機会に当院にご相談ください。
いろんな視点から最も良い解決法を当院はご提案させていただきます。
ゴールデンウィーク間近!
2022.04.18
こんにちは、本日も鶴橋こころ整体整骨院のブログをご観覧いただき誠にありがとうございます!
季節が過ぎるのは早いもので気がつけばもう4月も半ばを過ぎましたね。
となると、待ち遠しいのはゴールデンウィークですね!
皆さまはもうご予定など立っていますか?
今年は去年の新型コロナウイルス感染拡大緊急事態の状況に比べてお出かけや旅行を計画されている方が多いと伺っています。
ご家族とお友達と、或いはカップルで、お一人様でとゴールデンウィークの楽しみ方は人それぞれですね。
しかしお気をつけていただきたいのはお出かけ先でのトラブルです。
キャンプに行った時に重たい荷物を持ってギックリ腰になったり、スポーツをして肉離れがおきたり、普段と違うことをするのはとても楽しい事ですが、必ずリスクがつきものです。
突然のアクシデントで痛くて困っているのに連休の為何日も痛みに困らなくてはならないのは苦痛以外の何ものでもありません。
連休があければ普段と変わらない仕事があるのにちゃんと出勤できるのかなと不安な気持ちでせっかくのゴールデンウィークを過ごしたくはないですよね。
そんな心配も鶴橋こころ整体整骨院なら解決できることを本日はお話します!
鶴橋こころ整体整骨院は木曜日と日曜日以外なら祝日も通常通りやっています!!
午前中は9時から12時まで、午後は14時から19時と受け入れ時間も長いので余裕を持ってご相談に来ていただくことができ、急性症状以外にも家族サービスで疲れが溜まったお父さん、家族のために休日も家事育児に奮闘してクタクタになってしまったお母さんにも、当院は全身ほぐし整処ゆるり鶴橋店というリラクゼーションサロンも併設しています。
無理して頑張り続けたお体にたまにはご褒美をあげても良いのではないでしょうか?
ゆるり鶴橋店の一押しメニューコースで極上リンパマッサージコース90分、6900円という大人気のコースがございます。
溜まりに溜まった疲労物質、老廃物をリンパ節をほぐして流して一気にデトックスさせる、受けた後は宙に浮くくらい体が軽くなってしまう予約殺到のコースです。
現在早くも一ヶ月先まで予約が入っているのでゴールデンウィークにスッキリしたいと思われている方はすぐにでもご予約おとりになられることをおすすめします!
このようにいつも頑張ってばかりいる皆様の為にゴールデンウィーク前のメンテナンスもゴールデンウィーク後のケアも当院は全力でサポートします!
是非ご利用ください!
免疫とは
2022.04.18
こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院のブログをいつもご愛読いただき誠にありがとうございます!
新型コロナウイルス感染拡大問題が連日ニュースや報道でも取り上げられている中、ゴールデンウィークの大型連休がもうすぐやってきます。
旅行やお出かけなど楽しいイベントを企画していらっしゃる皆様が楽しい時間を過ごせますよう、ウイルスに感染しないようにご自身の身体の中にある免疫力を高める方法を本日はお話ししようと思います。
このブログをお読みいただき日々の生活の中で何か一つでもお役に立てたら幸いです。
まず免疫力とは何かというお話をさせていただきます。
免疫力とはウイルスや細菌などの病原体やがんから体を守るための身体の防御反応です。
わたし達の周りには目に見えない細菌やウイルスが空気中を飛び交い、風邪やインフルエンザ、そしてコロナウイルスに感染し体調を崩してしまうという事がおこります。
病原体の身体への侵入を防ぐ働きが免疫です。
目や鼻、喉や腸といった粘膜組織、そして身体の中の免疫組織が24時間働き続け病原体の侵入を食い止めます。
免疫のシステムは2段階に分かれます。
1、ウイルス、細菌の侵入を防ぐ
2、侵入してきたウイルスと戦う
ウイルスを身体に侵入させない為に働くのは粘膜免疫です。
粘膜免疫が働くのは目や鼻、喉や腸など粘膜を介して異物が体内に侵入するのを防ぎ体外へ出してしまうことで病原体による感染を防ぎます。
粘膜免疫を突破して体内に侵入してきた病原体が入り、増殖してしまうと感染が始まります。
体に侵入してきたウイルスには全身免疫が働き、免疫細胞が働き、病原体を捕らえて排除します。
病原体を捕らえるのは自然免疫、捕らえて排出するのは捕得免疫と言います。
病原体の性質を見極め、熱に弱い病原体なら発熱する、下痢などで素早く体内から排出するのも捕得免疫の働きです。
これらの免疫の力、免疫力を上げる為に必要なのは、身体を温める、適度な運動を行うなど新陳代謝を上げて、適度な発汗を促すと免疫力がアップする結果が出ています。
まだまだ不安を胸に秘めている方も今の世の中では多いと思いますが、規則正しい生活をおくり、バランスの良い食事、十分な睡眠をこころがけ元気に健やかな日常を送りましょう。
当院では頚肩腰などの痛みに対する施術だけでなく健康増進のためのアドバイスや指導も行っています。
どんな小さな事でも遠慮なさらずドンドン聞いてくださいね!
新生活をスタートした皆様へ
2022.04.08
こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院です。
4月を迎え、ご入学、ご就職なされた皆様、本当におめでとうございます!!
これから始まる新しい生活は希望に満ち溢れ、楽しいことがいっぱいあるでしょうね!
しかし、新しい環境がすべて良い思いをするものばかりとは限りません。
新しい人間関係や、新しく覚えなくてはいけないことなど、ストレスが多いのもこの時期の特徴です。
環境に慣れるまで時間がかかるのは誰でも共通してあることですが、自分は周りと比べて劣っているのではないか?
自分だけ浮いていないか?
など劣等感を感じてしまう人も多いのではと思います。
早く環境に慣れて不安な気持ちがらなくなれば良いのですが、なかなか馴染めずメンタルに負担がかかると心身ともに疲れますよね。
そんな時は無理をせずに、休息をとる、溜め込んでしまう前にどこかで発散することをおすすめします。
当院は整体整骨院として体の歪みの矯正や体質改善に基づく根本原因の解消に取り組んでいるとともに、リラクゼーションによる、ストレスの緩和、美容のための老廃物デトックスにも取り組んでいます。
健康的な精神と身体を手に入れるのに何よりこわいのはストレスです。
ストレスは感じることより慣れてしまうことが一番こわいです。
人間は良くも悪くも慣れてしまう動物なので、ストレスの中にいながら受け入れてしまうのです。
そうなった時、ストレスは消えてくれればよいのですが、まず消えることはないと考えたほうが良いでしょう。
確実に侵食をすすめ、知らず知らずのうちに体調不良や精神衰弱を引き起こします。
これくらい我慢しなきゃと思い込んで抱えたストレスを見て見ぬふりをしているといつか取り返しのつかないことが起こりますよ!
そうなる前に一度当院にご相談ください!
小さいストレスは小さいうちに片付けるのが一番良いです。
ストレス解消法は人それぞれですね、温泉、カラオケ、グルメ、ドライブなどいろんな解消法がありますが、私はマッサージをおすすめします。
マッサージは硬くなった筋肉にストレッチを加える事で自律神経を調節し、緊張をほぐします。
疲れが溜まってぐったりしてしまう前に体調を整えて、元気に睡眠や食事をとり規則正しい生活を送りましょう!
しんどいなぁ、だるいなぁと感じたら一人で悩まずに鶴橋こころ整体整骨院に是非ご相談ください!
整体のプロ、マッサージのプロ、リンパのプロがあなたにあった唯一無二のプログラムを作ってくれます!
花粉症
2022.04.08
こんにちは、鶴橋こころ整体整骨院です。
本日は花粉症についてのお話です。
むずむずやぐずぐず、皮膚の痛みなどがツラい花粉症には、いったいどのような原因があるのでしょうか?
花粉症の原因として、ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサン、PAF
などの、アレルギー反応を引き起こす原因のある物質が、粘膜にあるH1受容体と言う部分と結合して、くしゃみや鼻水、皮膚のかゆみなどを引き起こすと考えられています。
花粉症がおこるメカニズムは、空気中に浮遊している花粉が目や鼻に侵入したり、粘膜に付着することによって、侵入・付着部位の細胞内のマスト細胞と言うものにくっつき、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの物質を放出させます。
アレルギー物質が血管や神経を過度に刺激して、花粉症によくある鼻水やぐずぐず、ムズムズや目のかゆみなどの諸症状を発症してしまうのです。
花粉症の症状には、
1.水のように粘度のない、さらさらとした鼻水が出る
2.繰り返して止まらないくしゃみが出る
3.鼻づまりによる息苦しさ
といった3つの症状が代表的になっています。
また花粉症は、アレルギーを引き起こ
す原因物質の皮膚への密着、侵入によって、目にかゆみや異物感を生じたり、皮膚にはかゆみや肌荒れのようなトラブルが起こるケースもめずらしくはありません。
さらに花粉症は、鼻づまりによって鼻呼吸が苦しくなってしまうため、自然に口呼吸がクセになり、口から花粉が入り込んで咳や喉のイガイガ、ムズムズを発症するリスクも。花粉症のこれらの症状は、間違った呼吸法(口呼吸)によって口内が乾燥、フェイスラインのゆがみ、集中力の低下、眠りが浅くなるなど、外見的なトラブルや勉強、ビジネスのシーンでも大きな影響を及ぼすことがあります。花粉のアレルギーの原因となるアレルゲンは、わたしたちにとって身近な食べ物でもあるフルーツや生野菜を食べた際に、唇や口腔内、喉にかゆみや異物感、しびれやむくみなどが数分以内に起こることもあり、この症状は口腔アレルギー症候群と言われています。
このように辛い花粉症の対策として鍼灸治療があります。
鍼灸治療は自律神経に作用し、体の免疫作用の異常反応を抑えます。
そして生活の中でも睡眠不足などからくる体力の消費も抑えることができるので、お悩みの方はご相談ください!
整骨院は捻挫や打撲だけでなくさまざまなお悩みに対して解決の手段を用意しています!!!
東洋医学
2022.03.22
こんにちは、鶴橋こころ整骨院整骨院のブログをいつも読んでいただきありがとうございます!
今回私、鍼灸師の石本が現在その価値観が見直されている東洋医学についてお話しさせていただきます。
東洋医学は、2000年以上前に体系化されてますが、当時は存在しなかった現代病にも取り入られてます。
数値や画像で体の状態を捉える検査や、化学物質で作られる西洋薬など、西洋医学の進歩によって多くの病気が早期に発見され、治療できるようになりました。
一方で、症状はあっても数値や画像には異常が現れない病気や、西洋薬では効果がなかったり副作用が出てしまったりする病気もあります。
近年、東洋医学が見直されている理由として、検査や治療に限界がある西洋医学を補い、病名が分からなくても治療できるという東洋医学の特徴に気づきだしたからだと言えます。
例えば、人間ドックや健康診断では、病気を早期に発見することは出来ても、病気になる前に病気を見つけることはできません。
このため、最近は病気になる前の状態である”未病”を発見するために、西洋医学的な人間ドックに東洋医学的な診察である”望診”、”接診”、”聞診”、”問診”などの四診を加えている施設もでてきています。
東洋医学では病名によって治療が決まるのではなく、体に現れたあらゆる徴候を捉えて治療します。人の体に現れる徴候の多くは昔も今も変わりません。
このため、東洋医学の基本は3000年以上前に出来上がっているにも関わらず、現代病にも対応出来るのです。
例えば、生活習慣と関連が深い糖尿病は近年増加している現代病で、血糖値が基準よりも高くなると診断がくだされます。
昔は血糖値を調べることは出来なかったので、血糖が高くなるという考え自体がありませんでした。
しかし、
のどが渇いてたくさん飲む”多飲”、
小便が多い”多尿”、
たくさん食べる”多食”のに痩せてくるという現象を「三多一少」
といい、その病態は”消渇病”と呼称して治療してきました。
これは、血糖値が非常に高くなったときの糖尿病の症状と酷似しているので、消渇病の治療方法は糖尿病にも応用できるのです。
このように現代病といっても昔とは名称が違うだけで、病態を検証していくと同じ病気が多々あります。
今回は糖尿病を例の一つに取り上げましたが、病気の原因や原理原則はむかしも今も変わりません。
病名が変わっても古くから対処法をあみ出していた東洋医学は優れた医学といえるでしょう!