こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。あったかい日が続いたと思うとまた寒くなりの繰り返しで身体がおかしくなりそうですね。体調に気を付けて身体を壊さないようにしましょう!!
さて今回は皆さんが気にしているむくみについてお話します。
むくみを医療では浮腫といいます。浮腫にはいろいろな原因があり病気でも起きたりします。
浮腫が出来る要因
1.血圧
2.毛細血管の透過性亢進
3.リンパ管の閉鎖
4.低アルブミン血症
5.Naイオンの問題
6.ホルモンの問題
大きく分けると6つの要因があると思います。一つ一つざっくりとはなりますが説明していきます。
1.
血圧が低下すると血流が悪くなり、血液が一定の場所にとどまるようになり血管内から細胞に水分が流れ出ます。
血圧が低くと言っていますが、身体全体の血圧ではなく部分的な血圧低下を表します。
例えば一番多いふくらはぎは血流を心臓に返すために筋肉の力を借ります。重力があるので足の方に行った血液は自分の力では帰ってこれないからです。足の筋肉を使わない座りっぱなし、立ちっぱなしが足がむくみやすいのがこれにあたります。
2.
毛細血管の透過性の亢進は難しい言葉ですが、簡単に説明します。血管壁を物質が通る事を透過といいます。本来はすごく小さな物しか血管壁を通り抜けることができないのに何らかの作用によりおっきい物質まで通ってしまう事を亢進していると言います。ですので続けて透過性の亢進という言い方になります。大きい物が通るということは水をよく血管壁から外に出るので浮腫になるのです。
3.
リンパ管の閉鎖は、文字どうりリンパ管が炎症などあらゆる原因で詰まってしまいリンパ管の外部に出ようとする圧力が強くなりリンパ管から水分が出てしまい起きます。細菌感染などでよく見られます。
4.
低アルブミン血症は、血管内のたんぱく質(アルブミン)が低下して血管内と血管外とのイオン差が出来て濃度の濃い方に水分が引っ張られます。この場合は血管外の濃度が高くなるので血管外に水分が持っていかれます。腎臓の病気ネフローゼ症候群などで見られる疾患です。
5.
Naイオンの問題は簡単にいうと塩分の取りすぎにより起きるむくみの事です。
6.
ホルモンの問題は甲状腺ホルモンの分泌異常で起きるむくみの事が一番多いと思います。
簡単にむくみの話でもこれだけの理由があり一つ一つで対処法が違います。
ただ一般的に多いのは血流の問題が多いのでオイルマッサージやリラクゼーションマッサージに行くのも良い方法だと思います。それでも変わらない場合は一度病院に行くのもいいかもしれません。
次回は浮腫(むくみ)の話をもっと細かくしていきたいと思います。
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