こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。やっと寒くなってきましたね。身体が冷えやすい時期ですので、身体を温めて体調に気を付けてくださいね。
あて今回はマレットフィンガーについてお話します。聞きなれない名前だと思いますが、結構気付かずになっている方もまれにいます。マレットフィンガーは指の疾患で基本どの指にも起きますが、中指、人差し指に起きる事が多いです。球技に多くボールが指にあたり突き指のようになる事で第一関節(遠位指節間関節、DIP)が屈曲方向とに強制される事により、第一関節が損傷する疾患です。
マレットフィンガーには種類があり、第一関節に付着する健が切れてしまう場合と付着している骨がはがれてしまう場合とまたはその両方があります。健が切れてしまう場合は痛みがほぼない事が多いです。逆に骨がはがれてしまう時は痛みが強いことが多いです。特徴的なのは第一関節が伸展できなくなる事です。健が切れるか、ついている所がはがれてしまうので筋肉の作用がなくなり指をのばすことが出来なくなります。なにもしてないときも指を屈曲する筋肉にひっぱられて常に指が少し曲がった状態になります。
マレットフィンガーが多いスポーツはバスケットボール、バレーボール、野球など手でボールを扱う球技が多いです。
症状は疼痛、腫れ、発赤、熱感などが主症状で、骨がはがれてしまう(剥離骨折)場合は変形がおきる場合があります。外見ではわかりづらくレントゲン撮影での診断が有効です。
治療内容としては、第一関節(DIP)を過伸展(反らした状態)で6週間固定を行います。固定日数が多いのは指先は体感に比べ血流量が少ないので治りが遅くなるからです。この固定をしっかりと行はないと再発もしくはちゃんとひっつかなくなりマレット変形になります。簡単に言うと指曲がったままになります。
ちなみに私、坂口はマレットフィンガーになりうまくひっつかなくてマレット変形になっています。痛みはなくただ見た目があまりよろしくないだけですが、女性がなると少しイヤかもしれませんね。このマレットフィンガーは結構うまくひっつかないことが多いといわれています。
治療の流れは、固定、可動域訓練、筋肉強化、競技復帰という流れになります。だいたい3カ月ほどかかります。選手からするとかなり長く苦痛な状態になりますので精神の維持も考えて治療が必要になります。
今回はマレットフィンガーについて簡単ですがお話をしました。
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