みなさん、こんにちはこんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。もう7月なのに朝と夜と涼しい日が続いていますね。今年は冷夏らしいので過ごしやすくなりそうですが、夏だからといってクーラーを入れている家も多いと思うので冷えやすくなっています。頭寒足熱で体調管理には気をつけてください。
さて今回は良く耳にすると思う椎間板ヘルニアについてお話をしていきます。
まず、椎間板とは脊椎(背骨)の間にあるクッションの事を言います。椎間板の役割は背骨のクッションをすることです。そのままですね。そしてヘルニアとは日本語で簡単に言うと飛び出るという意味になります。なので椎間板ヘルニアは椎間板が飛び出るという意味です。この椎間板の中には髄核というグミみたいなのがありその周囲繊維状の物質で包んでいます。正確にはこの髄核が背骨から出てしまう事をヘルニアといいます。首、腰に起きること多いので今回は腰のヘルニアの話をします。
人間は二足歩行のため、背骨に負担がかかりやすく特に腰の下部、頚部の下部に負担がかかりヘルニアなりやすいです。
症状は、片側の下肢の神経痛が多いです。腰部の下位は神経が多いため下肢に対して神経痛が多いのです。
ヘルニアになりやすい年齢で誤解をされること多いのですが、基本的には10代から30代になることが多く、なぜかと言うと椎間板はコラーゲンでできており水分を多く含んでいます。イメージではプリンのような感じです。年を重ねることで水分が少なくなりプリンがスカスカになり弾力がなくなっていきます。弾力がなくなると上から圧がかかってもクッション性が少なく背骨の外に飛び出ることが出来なくなるからです。
神経痛では坐骨神経が障害されることが多く、ひどくなると筋力低下、感覚異常などがおきます。年が若い方が症状は強いと言われています。
椎間板ヘルニアと症状が類似している疾患で脊髄腫瘍がありますが、症例は少なくMRIやCTによる診察でしか発見されません。
検査法としてはラセーグテストがあり、仰向けに寝て膝と伸ばしたまま足を上げていくと太ももの裏に神経痛が出れば陽性というテストをするのが一般的です。あとはMRI、ミエログラフィー、CTなどを使い診察をします。
治療は、ほとんどの人は手術を必要としません。約12週間で痛みの低下、改善が見られと言われており保存療法が一般的です。整骨院では、鍼、お灸、整体を使い症状の改善を早めていく働きをしています。
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