鍼灸治療で自律神経について
ご無沙汰です。つるこころの河村です。今回は自律神経についてお話しをいたします。自律神経は、 身体の中でいろいろな影響を及ぼしていまして。特にこの時季朝夜の温度差が激しい季節や台風や地震などが多いこの頃は、自律神経が大変ですね。
それでは、本題に入ります。自律神経は、感情的、東洋医学的な内臓の考え、季節の事、ストレス、などが見られます。
良く見られる症状
※よく寝れない。
※寒けがする。
※足元の冷え。
※食欲はあるけど食べたく無い。
(よく寝れない)
東洋医学的に考えると、寝れない訳は、脳に有ります。東洋医学的では、睡眠時間腎臓に脳のエネルギーが行きます。それが上手く行かないと睡眠が浅くなるのです。
(寒けがする)
これは東洋医学の漢方医学の風邪の診立て、風邪と言う邪気が背中のツボの風門から体内に入る時の流れを言いあらわしています。その時のゾクゾク感が寒けとなり感じているのです。
(足元の冷え)
身体の機能低下、特に臍から下の血流低下によるものですね、腎臓の機能が低下しているので、少し物忘れもすかもしませんね。
(食欲はあるけど食べたくない)
私たちは食事は、胃が働くと思いますが、東洋医学では、胃と脾臓、脾臓とは西洋医学では、膵臓です。この胃と脾臓の働きで食事が成り立つております。脾臓が正常でないと食べたく無いと言うそうです。
以上が東洋医学的な考えの一部です。
次に感情的な考えを見て行きましょう
自律神経で良く考えられるのが、アドレナリンと言うホルモンです。
戦うホルモンとしてアドレナリンですね。それに対応すると私は今貴方を受け入れるホルモンノルアドレナリンと考えられます。
私は長年武道を稽古しておりますが、稽古中は足首の捻挫、他の怪我も稽古後は、足を引きずって歩いています。この戦うホルモン、アドレナリンは24時間フル活動しているのでは? と考えられます。だから身体が緊張して肩凝りや腰痛になるのです。
今年の夏は
気温が高く湿気が多かったですね
東洋医学的にお答え致しますが、
湿気は身体の筋肉の動きの制限し、暑さは呼吸器の動きを制限します
その為活動が鈍くなり、そして突然の涼しさは、肺機能に負担がかかります。
肺が弱くなると肺は身体の鎧の役目をしているので低下すると咳がしやすくまた
肺は大腸と仲がよいので下痢になりやすくなります
台風などの気圧の変化による身体の影響ですが
(耳の形を絵で見ると腎臓に似てます)耳が影響されると、腎臓が弱くなり気持ちが落ち込んだり、悩み事が多くなったり睡眠不足になりがちになったりします
又腎臓と膀胱と関係があります
背中には背部兪穴(はいぶゆけつ)があり内蔵を癒す多くのツボがあり
背中に鍼や温灸をすることにより感情的なストレスや疲れを和らげる効果があります。
ツボに鍼をうって刺激をあたえることで循環をよくして身体の回復力を高めながら自律神経を安定させる事ができます