ばね指
2021.03.03
指には腱が通っていて、指を曲げたり伸ばしたりすることができます。
手を握ったりする筋肉は前腕にあり、その力を腱に伝えます。
その途中で屈筋腱を押さえるのは靭帯性腱鞘というものであり、指の付け根の部分まで腱をおおっています。
この部分は負担がかかりやすく腱、腱鞘ともに炎症を起こしやすい為腱鞘炎におちいりやすいです。
さらに悪化するとばね現象がおこり、指の曲げ伸ばしで引っかかるようになります。
これをバネ指と呼びます。
バネ指の症状は屈筋腱と靭帯整備腱鞘との間で炎症が起こり腱鞘炎を起こします。
腱鞘のなかで腱の動きが悪くなり、指の付け根に腫脹と圧痛を引き起こします。
朝方に症状が強く、動かしていると症状が和らぐこともよくあります。
進行するとばね現象が起こり、バネ指になります。最初は弾ぱつ現象ですが、最後には指がうごかなくなります。
更年期の女性におおく、妊娠出産時の女性にも多いです。
手を多く使うお仕事をされている方々やスポーツなどでのオーバーユースも原因の一つです。
糖尿病や透析患者、リウマチにもよく見られ、母指、中指に多いです。
手をよく使う方などでは、使い過ぎにより腱鞘と腱のあいだに摩擦が生じ、腱鞘が肥厚したり、腱が肥大することがあり、通過障害で徐々に動かなくなってしまうこともあります。
指の付け根に著明な腫脹がみられたり圧痛があり指を曲げているところから伸ばすさいに引っ掛かりが生まれて一時止まってしまい外れたら伸びるという状態をばね現象と言い、日常生活でも動かす際に不自由を感じることがあります。
治療としては、周りの筋肉を温めることと指の第二関節を固定し、腱鞘炎が起きているところに負荷をかけないことが大事です。
当院ではバネ指の方にお灸をすすめています。
バネ指でお悩みの方は是非お申し付けください。
足裏の痛み 足底筋膜炎もしくは足底腱膜炎かもしれません
2019.03.18
最近ではトレーニングジムも増えて運動をする人も多くなってきています。
そんな中久しぶりに運動をしたり、ハードな運動をして足裏に違和感や痛みを感じた事はないですか?
今回は足裏で多い疾患の一つ足底筋膜炎もしくは足底腱膜炎の話をしたいと思います。
さて先ほどから足底筋膜炎や足底腱膜炎と言っていますが、基本的には同じものなので足底腱膜炎で統一させて頂きます。
まず足底腱膜炎とは足裏(足底)に足の指のつけ根からかかとにつく足底筋膜と言う、筋肉がかかと部分で炎症を起こし痛みなどの症状がでる疾患です。この筋肉は土踏まずを作る筋肉になり、常にピンっと張っており歩く時などに体重を吸収するクッションの役割をしています。
炎症が起きる原因として四十歳ぐらいなら筋肉の弾力が低下し、硬くなり筋肉がつくかかと部分にストレスがかかりひび割れの様になり炎症を起こします。ランニング、過度のジャンプ、偏平足、靴のクション不足、ハイヒールなどが原因なります。
症状の特徴としては、朝歩き始めに足底の痛み、かかとの足底部を押すと痛い、長時間座った後に歩き出すと痛いのが特徴的です。
経過としては大体の人は三か月から三年以内に自然に痛みがなくなります。ただ症状が治まらずに悪化する場合があります。悪化をした場合はかかとの骨(踵骨)が足底筋膜に引っ張られて飛び出して骨棘を形成します、骨棘は漢字の通り骨が棘の様になり足底筋膜に傷をつけます。確定診断としては画像診断(レントゲン)が有効になります。このようにならないために早急に治療が必要です。
治療内容としてはスポーツなど歩く、走る、ジャンプを控えまず安静にします、靴の中敷きのクション性の高い物に変え、ハイヒールは履かないようにしましょう。足底筋膜の柔軟性を高めるためにマッサージや鍼治療が有効です。ご自身では足底にゴルフボールまたはテニスボールで足底をマッサージすると症状の緩和がみられます。やりすぎたりすると症状の悪化がある場合があるので注意しましょう。
骨棘になった場合は稀に手術になる場合があり、ほとんどは安静と経過観察になります。骨棘があっても必ず痛みが出るわけではないのでお医者さん、整骨院の先生に相談されるのがいいと思います。
最近では若い子の偏平足も多く見られ非常に足底腱膜炎の子増えて来ています。悪化してスポーツ、日常生活に支障が出る前に早めに医療機関に受診してください。その際にはぜひ!こころ整体整骨院においでください。
次回も足の疾患を続けてさせて頂きます。
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骨盤矯正
2018.02.01
骨盤は腸骨と仙骨との間にある関節
仙腸関節はお尻側の突き出した骨としてさわ流ことができる部分です。
この部分における腸骨と仙骨とのあいだでおこるゆがみを骨盤の矯正における中心的な部分としています。
簡単に表現すると上下のズレと内と外へのズレの組み合わせによってゆがみが起こります。
上にずれると脚の長さが長くなり、下にずれると脚の長さが短くなります。
正確には足のつけ根の位置が変わることによって見た目の変化が起こっている状態です。
元々、このゆがみのおこる仙腸関節は不動関節と言われ動かないと言われてきた部分です。しかし、骨盤を構成する軸に当たる部分であるために少しのズレが大きな影響を与えています。
骨盤とは家でいうと土台の部分でありその部分におけるズレは全体に大きく影響すると考えられておりバランスを取るために無駄に筋肉に負担がかかりそのことが身体の色々なところに症状として出ています。
土台の影響を受けて歪んだ背骨はそのひとつひとつの骨の間から出ている神経にまで影響をあたえるため内臓などにも影響が出ると考えられています。
自律神経の乱れによるトラブルも一度、身体の歪み的な視点での治療も何かを変えるきっかけにつながることでしょう。
産後においてもおおくのひとに骨盤矯正をしているのですが1ヶ月ほど立ったあたりから治療をスタートするのがオススメで2週に1回くらいが平均的ですが産後の骨盤が安定する6ヶ月くらいを目安に矯正をすることが産後の日和の良さやぽっこり下腹の予防に効果的です。
放置すると悪い状況で固定されてしまいます。
矯正と骨盤ベルトによる固定を併用してあかちゃんの抱っこで腰を痛めることのないようにすることができる骨盤矯正は非常に効果を期待できます。
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投球による肘の痛み
2018.01.31
野球・ソフトボールにおける、投球障害
野球・ソフトボールなど、ボールを投げる動作で必ずとも言って良いほど起こるのが、肩や肘の痛み。
今日は肘についてお話です。
肘と関節は曲げる・伸ばす(屈伸)の他に
肘から下を捻る動作(回内・回外)が行われていますが、投球動作による肘の痛みの多くは肘の関節の動きではなく、ボールを握る握力に関わる筋肉や、リリースする際の手首のスナップに使う筋肉の付着部による炎症で起こる痛みが大多数を占める障害です。
手を前に出してみて下さい。
肘を軽く曲げ、握りこぶしを作り
手首を手のひら方向に曲げてみると、前腕の内側の筋肉が硬くなるのが分かると思います。
これが前腕の屈筋群と呼ばれ、手首のスナップに関係する筋肉です。肘の内側の内側上顆に付着する筋肉です。
この筋肉が何十球、何百球のボールをリリースするたびに収縮を繰り返すのですが、収縮により付着部が引っ張られ続け、硬くなり炎症が起きます。
これが一般的に野球肘と言います。
投球前に手首を手の甲側に反らすストレッチが予防法なのですが、投球過多ですでに強い痛みがあるのであれば、急激なストレッチは禁物です。
過度に緊張した筋肉群が、付着している骨の表面を引っ張るようになるので、痛みが増強する恐れがあります。
まずはリリースによるスナップで使い過ぎた筋肉をほぐす所から始めます。
投球後には必ず肘をアイシングにて炎症を除去。
安静時は手首を固定する事で、日常生活の負担を減らす事ができます。
くれぐれも痛みが出た時は
自己判断でのストレッチやマッサージは控え
専門の先生に診てもらう事をお勧めします。
野球・ソフトボールは競技上必ずボールを投げないといけないので、どれだけ負担を減らせるかがカギになってきますね。
有効的な治療に超音波による関節の炎症緩和
筋肉の強化にEMSの併用は痛みが取れた後の練習復帰期間を短くします。
復帰後は伸縮性の高いテープで補強しながら練習が良いのでチームトレーナーにその方法の指導なんかも遠慮なく相談してくださいね。