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熱中症

2022.07.14

熱中症とは高温多湿な環境に私たちの体が順応できなくなっておこる反応の総称です。このような症状が起こった場合熱中症になっている可能性があります。めまいや顔のほてり、筋肉痛や筋肉のけいれん、カラダのだるさや吐き気、汗のかきかたがおかしい、体温が高い、皮膚の異常、呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない、水分がとれない、などの症状が起こった場合非常に危険な状態です。熱中症の代表的な初期症状としてはめまいや立ちくらみがおこります。これは熱失神とよばれるものです。暑さで体温が急激にあがると、体にこもった熱を逃そうとして皮膚の血管がひろがります。その結果、全身の血流量が減ることになりけつあつが下がってしまいます。血圧がさがると、一時的に脳への血流が減るため、熱失神がおこりやすくなります。そして体温の上昇により、汗が大量に流れ出る、あるいは全く汗が出ない状態になります。これは、体温調節機能が働かなくなってしまい、正常な発汗ができない状態です。熱中症の初期症状では、それほど体温が高くならないこともあります。表面的には判断できないことも多く、最初は軽症でも重症化する危険性があります。体温が普段よりも1度以上高い場合には、熱中症の初期症状としての注意が必要です。体温を下げようとして大量の汗をかくと体内の水分と塩分が体外に排出されます。塩分の欠乏により、筋肉痛や筋肉の硬直がおこります。いわゆるこむら返りの事でこれを熱けいれんと呼びます。典型的な熱中症の初期症状は他にも手足に熱けいれんがおこることがあります。その他に注意が必要な例として頭痛や吐き気、疲労感があります。軽い不快感として感じることもあり熱中症と気づかないおそれがあります。熱中症の初期症状が疑われた時はすぐ適切な対応をとらなくてはいけません。まず涼しい場所に移動する。屋外なら木陰など安全で涼しい場所に移動します。屋内ならエアコンや扇風機のある場所に移動、自分の足で歩けそうでもふらつきや一時的な失神で転倒などの心配があります。助けてもらえる状況なら自分の身体を過信せず必ず誰かにたすけを求めて体を支えてもらい移動してください。からだの中に熱がこもっている可能性があるので体を冷やします。衣類の襟元を緩めて風を通りやすくして。脇の下や足の付け根、首筋や足首を氷や氷嚢で冷やしてください。水分を大量に体外へ排出している可能性があるので水分と塩分もしっかりとってください。、

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