こんにちは、こんばんは鶴橋こころ整体整骨院の坂口です。台風の影響が関東の方ではすごいことになっていますが、雨も多く今後二次災害が心配されます。ボランティアの方も多く行って下さっているみたいですがまだまだ足らない状態だと思います。僕もまた行こうと考えています。時間がある方は持ちつ持たれつ思うのでできることをしていきましょう。
さて今回は、頚椎症についてお話します、頚椎症とは加齢により椎間板など頸椎を構成するものが変性がおき頸椎を通る神経に圧迫されることでさまざまな症状起こる疾患です。
頸椎はさまざまな神経が通るので日常生活に支障がでるしびれや痛みが出る事が現れることもあります。また画像診断と症状とが一致しないこと、変性と症状が一致しないこともあり、これは頚椎症も特徴ともいえます。
原因ですが、頚椎は7つあり上下に連結をして構成されています、頚椎の間に椎間板があり、クッションの作用をしています。頚椎の真ん中には脊柱管という穴があいておりそこを脊髄(太い神経)が通っています。そこから枝分かれをして頚椎の椎間孔を通り腕などに分岐していきます。この分岐する神経を神経根といいます。
椎間板はコラーゲン組織でできており、若い時には弾力性が強いですが、加齢により薄くなったりつぶれて広がってしまったりします、椎間板は頚椎の骨にひっついているので骨が変形したりします(骨棘)この骨棘が神経根を圧迫します。また頚椎の脊柱管には靭帯があり、加齢により分厚くなり脊髄を圧迫していきます。
このように神経の圧迫が起こり症状がでます。神経根の圧迫が起こり出る症状の疾患を頚椎性神経根症といい、脊髄の圧迫でおきる症状の疾患を頚椎性脊髄症といいます。
ともに症状に少し違いがあり鑑別診断が可能です。
頚椎性神経根症の場合は首、肩こりや痛み神経根の支配している部位のみ、腕や指にしびれ、知覚異常、筋力低下、麻痺などがおきます、特徴は片方のみこのような症状が現れます。
頚椎性脊髄症では、脊髄の圧迫部位から下位のある神経に症状が現れる可能性があります。腕、腰、足にまでしびれや痛み、知覚異常、筋力低下、麻痺さらにひどくなると歩行困難、膀胱直腸障害が起きる可能性があります。特徴的なのが左右に症状が現れます。
診断では整形外科的テスト、画像診断などを使い診断します。
治療では、多くは安静、薬物療法、鍼、マッサージなどによる治療を行います、症状がひどく歩行困難、膀胱直腸障害がある場合は手術をおこない人工関節、ボルトで固定をします。
加齢による疾患なので誰にでも起こる可能性がありますので違和感、痛み、疑問を感じたらすぐに医療機関に行くようにしてください。
今回は以上になります。ありがとうございました。
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