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足のしびれ、モートン病

2019.04.08

こんにちは。こころ整体整骨院の坂口です。

今回は足のしびれでまれに出会うことがある、モートン病についてお話します。

前回までは子供の時に起きる疾患が多かったですが、今回は中年女性に多い疾患です。

症状としては個人差があり、しびれのみの人もいますし、痛みがある方もいます。しびれが出る部位としては足の第3趾-第4趾(中指と薬指)の間に出ることが多いです。しびれ以外にも同じ部位に感覚異常やしびれやその周囲に疼痛、灼熱痛(焼けるように痛い)が出ます。ひどい時には痛みが強く歩行が困難になることがあります。まれにですが、第3趾-第4趾のみではなく、第2趾-第3趾の間や第4趾-第5趾でも症状がでることがあります。

 

なぜ、このような症状が出るかというとハイヒールやつま先立ちなど、つま先に頻繁に負担がかかる事が多いとなる可能性が高くなります。足趾の間には二つの神経が合流して神経節というのがあり、豆みたいに少しふくらみがあります。そのすぐ上を深横中趾靭帯という靭帯が通ります。その靭帯と地面とで挟まれ症状がでます。

治療法としてはハイヒールを控え、足底板を入れ、クッション性を高めるなどして治療を行います。場合には手術も行います。

モートン病は以上ですが、少し短いのでもう一つ疾患をしたいと思います。

フライバーグ病について簡単にお話をしていきます。

フライバーグ病 別名第一ケーラー病とも言います。

フライバーグ病は土踏まずを構成する骨の一つ舟状骨が障害される病気になります。3から5歳の男性に多い病気です。

症状としては土踏まずに痛みがあり、ひどくなると歩行困難となります。

原因としては明らかになっていないのですが、外脛骨でも話をした軟骨が骨になっていくのですが、舟状骨は他の骨に比べ軟骨から骨になるスピードが遅いです。そして土踏まずにあるため衝撃が繰り返し加わり、弱い軟骨に障害を起こしやすく、また舟状骨は血管の関係で他の骨より血流の供給が十分ではないため、舟状骨がうまく成長できず、腐ってつぶれてしまうと言われています。両足にでることは少なく片足のみに出ることが多いです。

レントゲン撮影により、診断されることが多いです。

治療法は、体重をかけると増悪していくため、足の負担を軽減させるために中敷きを入れたり、ギブスをして安静をはかります。症状が強くない場合はこのような処置で症状の改善が見られます。痛みがなくなるまでには1年以上時間がかかる場合もあります。

第二ケーラー病、シーバー病、痛風は→こちら

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